いじめにより、不登校がおこる。
不登校となると引きこもりがちになる。
私も、短時間であるが、一年間のほとんどを引きこもっていた。
なぜ、外に出られないのか。
それは、親や自分自身による世間からの射抜くような目である。
その目は、実際そうだというもの、あるいは、当事者である私たちの、心配のしすぎである場合もある。
引きこもりを脱するためには、お昼間の時間を堂々と過ごせる場所が必要である。
公共の建物内にある庭や公園が望ましい。
公共施設の職員には、引きこもり防止のために、小中高生が自由に出入りするようになっていることを全員に徹底し、日常的な来館者として受け入れるように備える。
将来的には、学校のある日でも、堂々と外を散歩することに本人が躊躇しないような町づくりが必要ではないだろうか。
奇異の目で見られてしまうことは、本人たちはひどく傷ついている。
生徒たちの外出時に、最低限度のガイダンスを学校側からも、年齢に応じて生徒に伝えておく必要があるだろう。
イメージを例えるなら、容疑者に黙秘権を説明するような感じだ。
もちろん、彼らの不登校は、罪でも悪でもない。
健全な生活を営むための、町ぐるみのサポートである。
この引きこもり防止、健康促進のための外出を、町の人々や、当事者の親、そして本人さえも、罪悪感なく、実践できるようになることが大切だ。
このパラダイム転換は、とても困難のように思われるかもしれないが、実際にやってみると、道理にかなった社会のあり方であることに、多くの人々が気がついていくのではないかと私は考える。
逆に彼らを奇異の目で見る彼らにこそ、差別の矢が刺さっていると気がつくようになると思う。
提言で終わるのではなく、どうやって実践していくのかを、読者であるあなたと共に考えていきたい。