2011/06/15 | 晴れわたる青空の下で

晴れわたる青空の下で

人類の歴史は、「侮辱された人間が勝利する日」を、しんぼう強く待っている。インドの詩人タゴール

「現場のリアリズムに即して物事を見る」……か。いじめ問題を考えるうえで、一番大切なプリンシプルは「いじめは、いじめた側が千パーセント悪い」ということだ。ここからスタートしなければお話にならない。先日カリキュラムについて書いたが、現場のリアリズムを肌で感じることができているのか。プリンシプルを固く遵守しつつ、時には臨機応変に対応することが可能なカリキュラムに対して柔軟さがあるのか。偏屈に凝り固まりカリキュラムやルールに雁字搦めのままでよいのか。


真実から遠ざかる言葉は、いじめ問題にもたくさんある。私自身も書いている途中に気がつくことがある。いじめを心配した大人たちの善意が、いじめ問題の本質を歪めてしまったという悲しい現実がある。当事者である私は、ずいぶん長い間やきもきしてきました。しかし、彼らの声は善意の声であり、善意の怒りでありましたから、彼らを恨んではいません。私がたくさん書く理由は、その歪みを解いて、いじめの本質に少しでも私たちが近づいてゆくことにあります。