私の個人的な立場として、
「すべてを忘却のかなたに追いやろう」
とする人たちには賛成できません。
「過去にこだわることなく、未来を見なければならない」
と言う人たちには同意できないのです。
(Dr.Adolfo Prez Esquivel)
やはり、いじめ問題は、犯罪か否かの線引きが必要。
暴力、強姦、恐喝、リンチ、悪意ある大量メール、器物損壊(教科書、シューズ、体操着)は犯罪とし、罪を償わなければならないとする。
まず、上記に挙げた犯罪行為のいじめを、処罰の対象とすべき。段階的に、線引きをより具体的にしていくこと。
学校内において、犯罪として取り締まることが困難な理由をここでは考えていきます。
いじめ被害者に対して適切な保障が行われない理由のひとつに「恥の概念」があると思います。
いじめ被害者の多くは、
「いじめぐらいのことで保障されるなんて恥ずかしい。それぐらいで保障されるなんて過保護な感じがする」
と感じている。私自身でさえ、そう感じてしまう瞬間が多々ある。
あまり言うとみんなショックを受けるかもしれないからあまり言いたくないんだけど、酷いいじめを毎日されると、心、身体、脳、にそれぞれ深くて治りにくい傷ができてしまうのかもしれない。
皆さんも知っているかもしれないけど、シロクマがいじめにより死んでしまった。いじめによるストレスで死んでしまった。
でも、脳を調べると異常が見つかったという。私は思う、シロクマは、ストレスという心理的なことで死んでしまったのでなく、いじめにより脳に異常が出来てしまい、その脳の異常により死んでしまったのではないかと思うんです。
人間に置き換えてみると、いじめをされることにより、脳に異常ができるのではないかと思うんです。それによって著しく体調を崩す私や多くのいじめ被害者のように体調がおかしくなったりするんじゃないかと思うんです。
だけどその異常は、CTスキャンでも見つけられないようなタイプの異常なのかもしれない。
だから更に精度の高いもので検査しなければいけないと思うんです。
つまり、いじめ加害者側が、毎日の無視や、脅し、小出しにされた暴力を毎日繰り返すことにより、被害者側が、シロクマのような命に関わる傷、または、精神障害をはじめ心身や脳に異常をきたした場合、いじめ加害者に厳しい処罰を与えるべきです。
加害者が消しゴムを刻んだものを被害者にぶつけるという行為そのものには、なんの犯罪的な要因はないという認識を持つ人は多いかもしれません。
しかし、セクハラやパワハラをはじめとする会社での嫌がらせと同じように捉えていけば、この消しゴムを後ろの席から投げつけるという行為がどれほど悪質なものかということが見えてきます。
加害者側の声は、「それくらいのことで」が本音なのではないでしょうか。
いじめもそうです。
加害者の行為のみにとらわれることなく、被害者の心身や脳に影響を与えた可塑性にこそ注目すべきです。