キッドスケイプ | 晴れわたる青空の下で

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人類の歴史は、「侮辱された人間が勝利する日」を、しんぼう強く待っている。インドの詩人タゴール

今回は、読書します。


いじめ克服法
アメリカとイギリスのとりくみ

という書籍を

多賀幹子さんが書かれている。


少し読みながら、同時進行で考えてみたい。


キッドスケイプとは、反いじめをかかげる団体で


キッドスケイプとは、


「子どもがあらゆる危険から身を守ること」


という意味だそうだ。


いじめばかりでなく、児童虐待や誘拐などの犯罪にも目を配っている。


イギリスの反いじめ運動は、このキッドスケイプなしには考えられない、とある。


キッドスケイプのスタッフであるアンジェラさんは、自身の子どもが八年にも渡りいじめをされた経験があり、


親としてこんなにつらいものはない、「ほかの子どもにあんな経験をさせたくない」「何とか力になりたい」とある。


多賀さんの書かれた書籍は13年前に書かれたものであるから、現在のキッドスケイプについてはこれから学んでいくことになるが、


いじめ被害者は、国土は違えど、また、13年前も今も全く同じ使命感に立たざるをえないことを今私は痛感している。


アンジェラさんは


「human nature」
〈人間の本質〉
という言葉を使われ、


いじめは人間の本能に近いものと認識し、いつどこでも発生しうると話されていたようだ。



〈長期にわたっていじめを受けると、この自分を大切にする心が徐々に破壊される場合があるので、この点に親は気をつけなくてはならない。〉

とある。


全くその通りである。


私は当事者ゆえ、なかなかこのように的を得た的確で冷静なメッセージをなかなか書けずにいるジレンマがある。




〈「NO」を言うときは、迷いがあってはいけない。まっすぐ相手の目を見つめ、背筋をのばして胸をはり、きっぱりと言うべきだ。感情にはしってはいけない。落ち着いた声で、的確に気持ちを伝える。その「NO」を言わなければならないときは必ずある。たとえば、いじめについていえば、いじめる子にむかって、「いやだ」「やめて」「やりたくない」といったことばを言わなければならない状況におかれるときがある。このときしっかり言えるように、「NO」の言い方を家庭で教えるべきだと、キッドスケイプは指導している。〉


〈グレイザーさんが強調したのは、いじめの記録をつけておくことだ。学校に申し出たとき、ただ「いじめられた」とくりかえしても、なんの説得力ももたない。それでなくとも忙しい先生に、わが子のいじめについて振り向いてもらい、なんらかの力になってほしいと願うのなら、詳細な事実を示すしかない。〉

〈いじめはいつ、どこでおきたのか、それはどういった内容で、いじめた子は誰なのかをまずはっきり告げる。〉


〈もし、子どもがいじめによってけがなどをしていたら、すぐに写真をとっておく。医者にかかったときは、診断書や治療方法、X線の写真、処方箋などの資料を提出できるように準備する。〉


ためになる情報が満載なのでたくさん書き写してしまいました。


〈学校は、「そのうち必ず手を打ちますから」といったあいまいな返事で、ひとまず親を返そうとする。しかし、簡単に引き下がってはいけない。一週間後にまた学校で会う約束を取り付け、そのときまでにどんな処置や対応がとられたのか、聞きたいと告げておく。〉


、先生、父母、コミュニティーの人々など、たいてい10人ほどで構成される理事会でイギリス独特の制度があるようだ。

ガバナーという。

父母らは学校についてなんらかの不満や要求があれば、ガバナーに訴えることができる。



少し疲れたので今回はここまで。