昨日はもう一作鑑賞(^^)

久しぶりのインド映画でした。


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140分とやや長め(インド映画なら普通か短め)でしたが凄く面白くてあっという間に終わった感じでした。

ストーリーは生活のためレスリング選手を辞めコーチをしていたマハヴィルはいつか息子が世界大会で金メダルを取るのかんがえていたのですが、生まれてくる子供四人は全員女の子。半ば諦め気味だったマハヴィルでしたがある日と長女ギータと次女バビータが男の子を喧嘩でボコボコにした事でレスリングの才能があるのではないかと厳しい特訓が始まる…。

スポ根映画ですが、まだ女子レスリングが今のようにメジャー競技ではなかった時代でしたがハンパないレスリングのへの情熱を持つ父マハヴィルの行動力、そして娘達を厳しく指導するがそこには秘めた思いがあります。そしてギータの成長、挫折、父との葛藤などのサクセスストーリーも熱い。そこに次女バビータやいつも二人といる作品の語り部でもあるいとこが作品のアクセントになっています。

インド映画独特の踊りは控えめですがユーモアや歌は効果的に入っています。

マハヴィル役のアーミル・カーンと言えば『きっと、うまくいく』では細い印象でしたが本作ではムキムキマッチョで目力が凄かったです。

ラストのあの演出が正解だったのか失敗だったのかは分からないけど後半何度も泣けるシーンがあってラストは号泣でした。