泥沼化したベトナム戦争の終戦がまだ見えないなか1971年、アメリカのニクソン政権がひた隠す真実を明らかにすべく立ち上がった発行人キャサリン(メリル・ストリープ)と編集者ベン(トム・ハンクス)を中心にしたワシントン・ポストの活躍を描いた実話作


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久しぶりにスティーヴン・スピルバーグ監督作品、そして久しぶりのメリル・ストリープ主演作でしたが安定の作品でした。トム・ハンクスも2016年の『ハドソン川の奇跡』以来でしたが、スクープに踊らされることなく冷静で、でも熱い心を持った政府の圧力に屈することない骨太な演技に魅力されたし、メリルの揺れ動く不安感と戦いながら正義へと向かうキャサリンもまた素晴らしかった。



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やはり先日観た『ザ・シークレットマン』と本作の後に起きたウォーターゲート事件を同じくワシントン・ポストの記者が追った1976年公開の『大統領の陰謀』を合わせて観る事でより事件の概要が分かると思います。

そしてスピルバーグ作品のスコアはジョン・ウィリアムズは欠かせませんね♪