お久しぶりです。
皆さまお元気でしたか?
僕はなんとか生きていました。

気付きたら今日で5月も終わりですが今月は映画月間になって『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・リミックス』を2回、『メッセージ』を3回、『スプリット』を1回『マンチェスター・バイ・ザ・シー』を2回観ました。
本当なら『メッセージ』について語りたいのですがネタバレしたくた無いしブログでは語り尽くせない内容なので断念。
代わりにと言ってはなんですが二度観て二度とも同じ場面で号泣してしまった傑作
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』をご紹介します。

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ボストンで便利屋として働く皮肉屋で短気で喧嘩っ早いリー・チャンドラーはある日、生まれ故郷で兄が危篤との知らせを受ける。
急いで地元に帰ったリーだが、兄は既に亡くなってしまっう。
途方にくれるリーに兄からの遺言として自身の息子(リーにとっては甥っ子)の後見人としての権利とその後養育費が…。
甥っ子パトリックはリーの事を受け入れようとしますがリーはそれを拒みます。それはリーが故郷で起こしたある事件により心に大きな傷を負っているからです…。
ストーリーは淡々と進みますが(事件やその時にとったリーの行動も淡々として逆にグサリと来ました)リーの心の痛みが凄く伝わる物語になっています。
そして父を失ったのに涙ひとつ流さなかったパトリックが一度だけある些細な事でパニックを起こし泣く場面とリーが偶然街中で別れた妻と再会し元妻がリーに本音を語るシーンがとにかく泣けました。
ラストのまるで『これでいいんだ』って自分に言い聞かせているようなリーの表情も男としてグッと来ました。

この作品はもともと本作のプロデューサーでもあるあのマット・デイモンが主演で予定されていましたがスケジュールが取れずケイシー・アフレック(『アルマゲドン』のベン・アフレックの弟』)が主演での条件で製作され、ケイシーは見事にアカデミー主演男優賞、監督でもあるケネス・ロナーガンがアカデミー脚本賞を受賞しました。
本当に出番が少なかっけどリーの元妻役のミシェル・ウィリアムズのアカデミー級の演技も素晴らしかったです。
しかし、やはり日本では無名なケイシーだったからなのか国内32館(北海道でも1館でした)という単館でのロードショーなので観られる地域が限られるのが悲しいです。
僕は映画の感想は話しても基本的に観てくださいとは言わないようにしているのですが、この作品は劇場で見られなくでDVD等てもいいのです是非観てもらいたい作品です‼︎
本当は『メッセージ』についても語りたいけどブログでは無理なのが残念(泣)

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宇宙船がお菓子の『ばかうけ』に似ているという事で公式コラボしてました…映画のイメージが台無しだけど(・・;)