remember me

いつかは

自然に

かえる

わたしたち



おはようございます。
今朝もお腹いっぱいなので
朝ごはんを、ぬきます。

一日二食が、今のわたしに、ちょうどです◎

昨日の学会で聞いた3人の先生方の話の中、
一番おもしろかっのが

ノーベル生理学医学賞を受賞された先生のお弟子さん
大阪大学名誉教授の細胞生物学の科学者吉森さんのお話でした。

人間の身体には
細胞が自らタンパク質などを分解し、再利用する
オートファジーという、はたらきがあります。

同じように見えて
毎日生まれ変わっていて、同じではありません。

このことを、昔から日本人は
自然の中から
理解していたのでしょう

方丈記にも

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。」
…とあります。

つまり
このオートファジーという
細胞のリサイクル工場のような、はたらくタンパク質は
人間の健康や寿命に大きくかかわっています。

人間は37兆個の細胞で、できていますが
ある年齢から遺伝的にスイッチがはいると
ルビコンというタンパク質が増え
これがオートファジーにブレーキをかけて
いわゆる老化…が加速され病気になったりするようです。

このルビコンが増加しない
生き物が存在していて

ハダカテナネズミやアホウドリやゾウガメは
老化せずに、スイッチが切れたように急にコロリと死ぬそうです。

なかには死なない生物ベニクラゲもいて
ある年齢に達すると、赤ちゃんに戻り、また
成長をとげる、、というものです。


このルビコンのはらたきを抑制すれば
人間の健康寿命が1.2倍にのびたり
皮膚の再生など美容にも大きく貢献します。

また、オートファジーの低下を防ぐ
天然の食品成分や、生活習慣や、心の在り方があることを知りました。

お話をされている吉森先生は65歳だったかなぁ…?
もっとお若く見えました。
研究以外は、頭が空っぽになる自然と遊んでいる
お話をしてくださいました。

研究も、、
楽しいと思うことを普通にしていたら…という
感じを受けます。

この学会に連れて行ってくださった師匠もお若く見え
勉強家で、お仕事以外は
いつも早朝から、海や畑で過ごされています。
時間の使い方や、生き方、考え方が素晴らしく
勉強になるのですが

きっとお二人とも
オートファジーが活性化しているんだろうな…と思います。 


私のまわりには
年齢より若く見えるだけでなく
在り方そのものが、社会貢献になって
周りの人達に感謝されるような
人生の先輩方がいますが

その先輩方の共通点が

・とっても早起き
・生活の中に当たり前に運動がある
・読書したり学び続けている
・持ち物、部屋、整っている、シンプル
・意識せずとも、背筋がのびている
・歯が整っていて美しい
・ラバーが薄い靴(裸足)を推奨している
・食べるものを選んでいて、食べる量が少ない
・この分野は強い!というものがある
・やわらかな声
・自然と仲良し、人間も一部だと知っている
・少しも、偉そうじゃなく親切で謙虚 
・感謝の多い日常

本当に素晴らしいな、、て思う方々は
ユーモアがあって、自然体で、可愛らしくて、カッコいい

わたしも、そうなりたいから、日々勉強🎵

今日はお寺が会所なので
お茶出ししたり、ご法話三昧だったり、子供たちの送迎◎

すこやかな一日を。