おはようございます。

久しぶりに姫路発祥アーモンドバタートースト🍞と、夢二の愛した焼き菓子ガルバルジィを添えて…笑







さて。
アトリエの片付けをしている時に
長女に「キッチンの部屋をお願い!」と言うと

子供の頃のように
「ママ〜、次はなにしたらいい?」と
その都度、私に尋ねることなく

長女はサクサクとあちらこちらを片付け、
綺麗に拭き上げ、整えていきます。

それどころか
私が疲れていないか気を配り

「ママ、大丈夫?そろそろ休もう」
「ママ、お水、のんどき!」
…と、ついつい、し過ぎてしまう私に
やさしい言葉をかけてくれます。

いつの間に、
こんなにしっかり育ったんだろう。。

おんぶや抱っこと、
三匹の怪獣に囲まれていた頃が懐かしいです。

今では、
いろんなことを追い越してくれ
私が助けられることが増えました

・ 

今日は。以前、見つけた
『老い』について書かれたおもしろい記事を
シェアいたします。

『手紙 子どもたちへ』

年老いた私が 
ある日 今までの私と違っていたとしても
どうか そのままの私を理解して欲しい

私が
服の上に食べ物をこぼしても
靴紐を結び忘れても

あなたに
色んなことを教えたように見守ってほしい

あなたと話す時 
同じ話を何度も何度も繰り返しても
その結末を遮らずに うなずいて欲しい

あなたにせがまれて
繰り返し読んだ絵本の あたたかな結末は
いつも同じでも 私の心を平和にしてくれた

悲しいことではないんだ
消え去ってゆくように見える私の心へ
励ましの眼差しを向けて欲しい

楽しいひと時に 
私が思わず下着を濡らしてしまったり
お風呂に入るのを嫌がる時には
思い出して欲しい

あなたを追いかけ回し、何度も着替えさせたり
いろんな理由をつけて
嫌がるあなたとお風呂に入った 懐かしい日のことを

悲しいことではないんだ
旅立ちの前の準備をしている私に
祝福の祈りを捧げて欲しい

いずれ歯も弱まり
飲み込む事さえ出来なくなるかも知れない

足も衰えて
立ち上がる事すら出来なくなったら
あなたが か弱い足で立ちあがろうと
私に助けを求めたように
よろめく私に どうかあなたの手を握らせてほしい

私の姿を見て悲しんだり
自分が無力だと思わないでほしい

あなたを抱きしめる力がないのを知るのは
つらいことだけど
私を理解して支えてくれる心だけを持っていて欲しい

きっとそれだけで、それだけで
私には勇気がわいてくるのです

あなたの人生の始まりに
私がしっかり付き添ったように

わたしの人生の終わりに
少しだけ付き添ってほしい

あなたが生まれてくれたことで
私が受けた多くの喜びと

あなたに対する変わらぬ愛を持って
笑顔でこたえたい

私の子供たちへ
愛する子供たちへ

・ 

私は小さな頃から病気がちで
病院で過ごす時間が長かったので

ヨタヨタと杖をつきながら、
同じ話を看護師さんに繰り返すおばあちゃんや、

看護師さんたちに
大きな声で、あやすように話しかけられる
おじいちゃんたちを沢山見かけてきました。

まるでグズっている小さい子供が
親と過ごしているみたいだなぁと
思っていました。

私も、あなたも、
そうはならない!…と願っても
いつかは、そうなる日がくるんです。

まだまだ元気。ずっと元気。て
思ってしまいがちだけど…

アンチエイジングなんて言われ
見た目は若い人が増えましたが
老いるほどに
少なからず人のお世話になります。


いくら周りに迷惑かけないように
頼りたくなくても

自分で出来ていたことを
ひとつひとつ手放さざるえなくなり

よろしくお願いします。。
ありがとう。。を繰り返す
感謝の日々に移行していきます


だから、
そこにいるだけで「かわいい」と
その場を癒やしてくれるような赤ちゃん。

そんな、かわいらしいおばあちゃんになれるように、歳を重ねていこうと思います。

「ありがとう」
「おかげさま」
にこにこ朗らかに。

生まれてきた時のあかちゃんが
体を丸め、
まるで、こうべを垂れて
手を合わせているかのように見えますが

あんな風に
まあるく命は
還るものかもしれませんね。

 すこやかな一日を。