おはようございます。

お豆腐やさんの厚揚げと、白菜をたいたん。
埼玉のお父さんの手作りこんにゃくと
長ネギをたいたん。
お野菜はお庭畑のと、師匠の。
北海道の蔵出しジャガイモはホクホク◎
おいしかったぁ。







さて。
昨日、旦那さんと牡蠣を食べに
海に行っている時のこと。

「ゆかのモットーは?」と尋ねられました。

わたしは、、、
「よろこび生きること」
と答えました。

どんな病気になっても…
どんなにしんどくても…
どんな時にでも…

生きている、そのことを
よろこんで生きていたい。

食事をしているだけで
「おいしい。たまらなく嬉しい」て思う。

それは14年間、食べられなかったから
食べられることに
すごく感動するし、嬉しいし、
痛みなく食べられるって、凄いことだと思うから。

今は、片耳が不自由になっていて
痛みなく聞こえるって
凄いことなんだなぁ…て思って過ごす日々。

目が見えることも
香りがわかることも
肌に触れて、ぬくもりが分かることも
言葉をかけあえることも

痛みが伴うと、できなくなる。

だから、
痛みなく生きていることは
どれもこれも本当に本当に凄いこと◎

素晴らしすぎて
涙が溢れるほど
とっても、とっても、すごいこと。

あたりまえじゃないこと。
失う前に気づいてね。


でもね
いろんなお店に行き
まわりから飛び込んでくる光景は

目の前のごはんを口に入れた途端
「おいし〜」と言い

そのあとは、その食事をアテにして

お仕事の話を夢中でしていたり…
誰かの噂話をしていたり…
家族の愚痴を話していたり…

唾が飛ぶほど話をしている姿は
目の前の食事を味わっているようには
見えなくって…

もったいないな、、て思う。
今、ここに、あなたは、いない、、て思う。

食感とか、甘味とか、噛めば噛むほど
味わいは変わっていって

どんな食べ物も
やさしい、まあるい風味がいつまでも
口の中に残って
最後は水のように消えていく。

その食べ物の生涯が、命の味として
わたしの中へとけていく…。

そうゆうことを
「おいしいねぇ」「しあわせだねぇ」て
「命をいただいているねぇ。うれしいねぇ。ありがとう」、、、て
過ごしていたい。


わたしのモットーは
ハードルが、とても、ひくい。

何かを達成しなくても

もう、みんな、暮らしの中で
普通にあることばかりだから。

「ひとつひとつ味わって食べること」とか
「ひとつひとつ大切に話を聴く」とか。
そうゆうこと。

でも、それらを
よろこんで生きている人は少ない。

あたりまえにあるはずと思っているからだろうなぁ。

でも、それらが、なくなったらね、、

「もっと、こうなりたい」
「もっと、こうありたい」
「もっと、こうしたい」が叶っても
なぁんにも、しあわせで、なくなるよ。


ちなみに住職の旦那さんのモットーは
「食べることは生きること。
生きることは食べること。」だそう。

すこやかな一日を。