おはようございます。

保育園の英語の先生が作られたピザに
師匠の畑のあま〜い野菜♪と
煮物をした汁の残りでカレースープの朝ごはん。






昨日の夕方ころ。
椅子に座って
あたたかい紅茶を飲んでいたら

部屋に流れる
やさしい音色の眠りに誘われて

気がついたら
椅子にこしかけたまま
長い間、眠っていました。

そんな私のそばで
安心しきった、うさぎののんのちゃんが
ねころんでいる可愛らしさや

ストーブの番人ねこたろうの首を撫でると
なんとも言えない表情で
私の手を舐めかえしてくれる愛おしさ

くるりと部屋を見渡すと
あちこちに置いた、お花たちが笑い
お香の香りも部屋じゅうを舞っています。

そんな、日々のぬくもりが
わたしを癒してくれます。


寒い庭に出てみても…
球根たちが次々と芽吹いていて
黄緑の一部分が色づきはじめた姿に
よろこびで心がいっぱいになります。

大きな冷たい風に身をまかせて
空飛ぶ鳥たちの勇ましい姿に感動もします。

連なる山々や、広がる田畑は
冬の色に染まっていて

また来てくれるはずの
春や夏や秋の日々を
待ち遠しくさせてくれます。


『掬水月在手 弄華香満衣』
(きくすうげつざいしゅ ろうかこうまんえ)

 「水を掬す」とは、水をすくうこと。
「花を弄す」とは、花と戯れること。

水を両手で掬うと
両手の掌の中に月が映ります。
それは平等にすべての人に届く光です。

道に咲く花が美しいのでちょっと戯れると
その香りが衣に移り、いつまでも花の香りを楽しむことができる。

禅語では
水を掬えば仏法の光が輝き
花を弄すれば仏法の教えに触れることを説いています。

いつでも、どこでも、見るもの、聞くもの、触れるもの、そこに在るものすべてが仏法の真理であって
離れたものは無いことを言おうとしています。

そのような環境は誰もに整っているのですが
ただ、それに気づけないでいます。

人の心に湧きあがる
損得や勝ち負け、認められたい気持ちなど欲する煩悩のために、不平不満となり
大切なことが見えなくなっています。

 水を掬っても月に気がつかず
花を弄して衣の香りに気がつかずにいます。

そうして、感じ、よろこび生きることを
失っています。

心にゆとりを。
ひとつひとつの行いに愛を。
つむぐ言葉にやさしさを。

毎日、空を見上げて♪
今日は雨もよう。

すこやかな一日を。