おはようございます。
寒い寒い朝は…
ゴロゴロ根菜の蒸し料理。
夜はね。
大きな石を沸騰させた湯につけて
熱くなった石を布にくるみ布団の中へ。
湯たんぽと同じ効果があるよ☺️
さて…昨夜は
♪「春の 小川は さらさら いくよ
岸のすみれや れんげの花に
すがたやさしく 色うつくしく
咲けよ 咲けよと ささやきながら」
…と、歌をうたいながら
家族の山盛りの洗濯物を
ひとつひとつ
たたむことを
ありがたいなぁと感じていました。
・
震災のニュースを見ていると
一瞬で、奥様も、子供たちも
家族みんなを失い
一人残された、私より少し歳上のお父様がいらして…
どれほど残りの人生を生きていくことが
困難な気持ちになるだろうかと…
いたたまれない気持ちになりました。
・
目の前にいる人たちと
話ができることも
帰宅したら
家に灯りがともっていることも
作った料理を食べてくれることも
山盛りの洗濯物を畳むことも
家族の服にアイロンをかけることも
玄関の家族の靴をそろえることも
どれも、これも、なにもかも
本当は「しあわせ」と呼ぶ、
人生の楽しみで、よろこびなんだと思います。
それに気づかずに人間は
小さな不平不満を繰り返し生きているけれど…
そんな余裕があることは
しあわせの証拠みたいなものかもしれませんね。
・
「めんどうくさい」と便利を求めて
尊さを失っていく社会だけれど
本当のしあわせは
暮らしの中にある、
「手間をかけられる」という
心やさしい遊びなんだと思います。
・
流れてゆく小川のように…
いつかは通り過ぎてしまう風ように…
いつかは枯れてしまう花のように…
誰もかれもが
一瞬一瞬を
ただ生きていて
そのこと自体が
ものすごく尊いことなのだと思います。
♪「春の小川は さらさらいくよ
えびや めだかや
こぶなの群れに
今日も一日 ひなたに泳ぎ
遊べ 遊べと ささやきながら」
・
素朴でやさしい、美しい花たちも…
一日を愛しく、ひなたに泳ぐ魚たちも…
私たち人間たちも…
共に
咲けよ 咲けよ
遊べ 遊べ
尊い一日を
歓喜して生きていたいですね。