おはようございます。

朝ごはんの写真を撮る時間になると、やって来てくれる、ねこたろう。





さて、、
朝、廃品回収のダンボールをまとめていると
わたしの家の中に
蚊が入学されたらしく
ブンブン耳元で合唱するものですから
「ひぇ〜」となりました。

お庭に出る時も
蚊取り線香を持ち歩きながら
過ごす昨今。

旦那さんと
「ほんま蚊さえ、いなければ快適な季節なのにね」
…という会話が発展していき

蚊を絶滅させたら、生態系に影響あるんじゃない?
…となり

調べていくと
世界にはおよそ3,500種以上の蚊がいて、
そのうち人間の血を吸うのは約200種。

何人かの科学者は食物連鎖から排除しても
大丈夫だ!…と言っているようですが

歴史的に人間は、種を絶滅させることがとても得意なものの、そうしないのは、やはり理由がありました。

調べ進めると
化学薬品を使って蚊の根絶を試したこともあったようですが、有機塩素系殺虫剤のようなものは、
地球と人間にとって非常に有害であること、

また、ある特定の種の蚊が
環境において重要な役割を果たしているそうです。

北極圏に生息する蚊は群生で飛び回り
北極地域の植物の受粉を行い、渡り鳥の主な食糧源となっているようです。

魚や鳥、その他の昆虫の餌となる種類の蚊を取り除くことは、生態系を崩し、多くの植物や動物を危険にさらすことにつながります。

ミシガン州立大学の昆虫学者Richard Merrittさんは、
「蚊は『おいしい食べ物』で非常に捕まえやすいエサになる」

…と話をされており
蚊の幼虫がこの世からいなくなると
数百という種類の魚が従来とは違う食べ物を探さなくてはならなくなり、クモやトカゲ、カエルなどの生き物も一定の影響を受けることになります。

つまり、いずれ、私たち人間も食べ物に困ることにつながりそうです。

おもしろいことに
病原菌を媒介する、人間にやっかいな蚊の一種であるヌカカは
カカオの花粉を運ぶ生き物。

仮にヌカカを撲滅すると、その結果、世界からはチョコレートが姿を消すことになってしまうかもしれません。


人間が知らないだけで、
そのへんに飛んでいる蚊がすべていなくなることで
人間すべてが、いなくなる、、なんてことも
あり得るかもしれません。


私たち人間は不快だと思うと
対象者を変えようとしたり、殺そうとしたりしますが、

私たち人間の方が変わる方が
簡単なような気がします。

蚊のことでいえば
蚊に血を吸われても
痒みを催さない薬を自分に盛ればいいんじゃない?
…て。自分を傷つけたらいいのに、そうしない人間である身勝手な私たち。

…と言いながら蚊取り線香に火をつける私です。


まだまだ書き足りたいほど
蚊にまつわる、おもしろい研究が
なされていました。

いろんな情報を読んでいて
分かったことが一つあります。

それは、人間は、
害あるとみなした生き物たちを
遺伝子を組み替えてまで
殺すことが好きな生き物なんだなぁ、、、、てこと。

草花も虫もなにもかも
人間だけに都合のいいように
不妊にさせられてしまったりしていました。

でも、、、
その行為は少しずつ、私たち人間に
同じことを、もたらしているなぁ、、と感じています。

生き物にやさしく接すると
生き物もやさしく接してくれます。

すべて、つながっています。
すこやかな一日を。




#朝ごはん
#蚊の話