おはようございます。


お庭のチューリップが

ねこたろうの耳に、そっくり🤭







昨夜、特大お肉を頂いたので

今朝は炭焼きコーヒーゼリーに

苺をのっけた、かるい朝ごはん。



さて。

最近、いろんな方から

「株分けしようか?」「種いる?」と

いろんな植物を贈って頂いています。

本当にありがとうございます。

とっても嬉しいです。


今、もらって嬉しいものは

「種」と「土」のような気がします。



もし、この世から「種」と「土」がなくなったら

どうなるでしょう。


「種(たね)」とも呼びますが

「種(しゅ)」と、動物の呼び方にも使われます。 


私たち人間も含め、

生物の元は、すべて「たね」から、出来ています。


想像してみてください。


たった1種の生き物が絶滅することで

それを食べて生きていた生き物が

生きることができなくなります。


その連鎖が、どこまでも続き、

生態系全体のバランスは崩れて

種の絶滅が起きていきます。

それは、人間も含まれます。



私たち人間は、

自然界から多くの恵をうけています。


お米やパンの原料の麦も

もともとは野生の生き物の種を品種改良したものです。


病気の治療に使われる薬も

最初は生き物の成分から見つけられたものが多くあります。


難病の特効薬も、今後、自然界から見つかるかもしれません。


自然の恵は、

原材料としても物質的な豊かさを与えてくれ、

文化や芸術の素材にもなり、

自然とのふれあいは、人々の心に潤いを与えてくれます。


生き物の種が一度絶滅してしまえば、

それを人間の手で、よみがえらせることはできません。


地球には、40億年という長い歴史の中で進化した、1,000万種をこえる生き物がいるといわれています。


恐竜のように自然に絶滅してしまった生き物も多くいますが、恐竜時代の絶滅は1000年に1種がなくなっていた程度です。


しかし今

人間の活動が大きくなりすぎたことが原因で

自然界のスピードと規模をはるかにこえる絶滅がおこっています。


1975年からの25年の間、年間平均4万種。

13分間に1種の生き物が絶滅しているとも言われています。



ありとあらゆるすべてが、繋がっています。

「ぜんぶ自分にかえってくる」とは

そういう意味です。


「まわりも、己です」です。  


いずれ「人間の種」も育たなくなります。

もう、そんな現象が垣間見えていますよね。



人間は

お金や、地位や名誉などを欲しがり

守ろうとしがちですが

それは「うわべ」に存在するものに過ぎません。


わたしたち人間が守らないといけないものは

もっと根っこにある

「種」と「土である大地」です。


これらのベースがあってこそ

私たちは生きていられます。


種を失うたびに、

あたりまえにあると思っている、いろんなものが

生活の中かららひとつずつ消えていることを

知っておいてほしいです。


多くの人たちが土に触れて

大切なことを思い出せる日がきてほしいと

願いながら


私は

大火事に一滴の滴💧しか落とせない

無力を続けていようと思います。


私は大火事に飲み込まれて亡くなりますが

私が今、蒔かせてもらえている、たくさんの種は

この先、必ず育っていきます。


「たね」は、神秘のかたまり

そんな風に思います。


すこやかな一日を。