おはようございます。


森のようなロマネスコのおいしさに

昨夜も朝も驚き中です♪♪♪





さて。。

昨日は娘の卒業式でした。

久々にかしこまった洋服に身を包んだら

身体がカッチコチに


帰宅して、すぐに湯船にチャポン‼︎


ゆるゆるゆる〜


わたしは「のんべんだらり」とした、

どーしようもない人間だと自覚して生きている今は、ラクチンなものです。



昨日、お式の中で

校長先生がおもしろいお話をされていました。

私の解釈もまじえて、シェアしたいと思います。



卒業式など正式な場所で身につけるアクセサリーといえば「真珠」です。

昨日、私も例に漏れず

ネックレス、指輪、ピアスも真珠でした。



あの、なんとも、まろみがある、

やわらかな光を放つ真珠は、


小石や寄生虫などの異物が貝の体内に侵入し、

その異物を貝自身が、貝がらと同じ成分の層で

包み込むことで、真珠が形成されます。




異物や困難を排除するのではなく

受け入れて包んで

そうして自分の身体の一部にして

やさしく光るものへと消化していく。。。


もちろん、それなりに時間はかかります。


それでも、痛みや悲しみや辛さを

自分の一部とし、包みながら

育んでいく。


真珠の在り方は、まるで

美しい人の生き方のお手本だなぁと

感じました。



他にも、、例えば

厳しい寒さという困難を乗り越えることで

球根も

やわらかい美しい花を咲かせますよね。


こんな風に、自然たちは、

いつも私たち人間に

身をもって

自然に生きることを見せてくれます。



私たち人間も日々、いろんな困難に出会います。

逃げても、逃げても、いろんなことが起こります。

悲しいこと。

辛いこと。

苦しいこと。

悔しいこと。

涙すること。


受け入れ難いことを、

それでも自分の身に刻み、包んで、肥やしにしてきた人は、本当に本当にやさしくて

真珠のように輝いていらっしゃるなぁと思います。


やわらかい澄んだ瞳に、

口元は、ほほえみをたずさえ、

鈴を転がすような声でお話をされて、

からだの力がぬけています。


中から、ぬくもりが溢れている、その姿に

この人は仏さまだろうか、、

本堂の阿弥陀さまと似ているなぁ、、と思ったりすることも多いのです。



厳しい季節である「冬という自然」を越えた、

その先に、


神様や、仏様や、自然の美しさが

芽吹くのかなぁ、、と感じたりします。


ほわぁっと、やわらかい花が咲いたような人に、

最近、よく出会います。


とても、有難いこと。


南無阿弥陀仏。


すこやかな一日を。