おはようございます。


今日は奈良へ搬入。

10時に来て欲しいと連絡があったので

6時半に家を出て、これから電車でおやすみの長旅です。



さて、私はたくさんの人に

「子供みたい」と、とてもよく言われます。


褒められているのか、嫌味を言われているのか、

おもしろがられているのか、知りません。笑


幼児期の写真と今の写真を見比べると

表情も、着ている服も、大差はありません。


母が手作りしたワンピースだとか

オーバーオールをよく着せてもらい

いつも帽子をかぶっていました。


「子供みたい」ではなく

「子供の心のまま大人」になってしまったのかもしれません。


小学生中学年頃から「勉強の世界」

「こうあるべきの世界」に足を踏み入れてから

生きにくくなりましたが、

後悔のないほど勉強したことは良かったと思っています。



それまでは

動物園や水族園に毎週のように連れて行ってもらい

芸術にまつわる舞台などを見せてもらい

毎日父がお絵かきグッズをお土産に帰宅し

毎日母に絵本を読んでもらい

小説なら欲しいだけ買ってもらい


漫画はいっさい読むことを禁止され

ゲームセンターや映画館も禁止され

高校生まで門限は6

大学生の時も門限は9時でした。


そして社会に出ることなく、お寺に嫁ぎ

14年間、世間からはなれた浦島太郎のような闘病生活を送ります。


実家の両親や、お寺といった

囲われた中から「外の世界を見てみたい!」と思い

36歳の時に難病を克服し、


両親が見せないようにしてきた

隠されていた汚い搾取だらけの世の中を

はじめて見ました。


それまでは「🌼みんな、みんな、いい人🌼

と心底思っていましたが、


絵本でいう、

甘いささやきで人を食い物にする狼や、猫なで声で毒の入ったりんごを食べさせようとする魔女や、言葉巧みな毒針をもつシツコイ大蛇や、ほらふき男爵や、なんでも騙しとってやろうとする悪魔が、実際に世の中に多く存在することを知りました。


わたしは外に出てみてはじめて

絵本の中の悪役たちから守られていたんだなと気づきました。


私は両親にとって、大切すぎる存在だったのかと知りました。


そんな世間知らずの私が

世の中に飛び出した時に

本当にいろんな人が、いろんなことを言って

近寄ってきました。


さも怪しげな人もいれば

「胡散臭いって言われる」と自ら名乗る人や

「貴方のために」とい言いながら自身のビジネスのためにて人も多く、はじめて見るタイプの人ばかりでした。


そのまんまを生きるわたしに

「嘘をついてるんじゃないの?と思った」と

言った人もいましたが、その人が嘘つきでした。


わたしに

「嫌がらせしたんだよね?」と

言った人もいましたが、そんな意地悪なことはしません。その人が嫌がらせするような人ってことなんだと驚きました。


そうゆう人たちには

頭の上に黒いモヤが漂っていたり

目が氷のように冷たかったり

「ん?」と思うことがありました。


最初はわたしの思い違いだろう、、と

思っていましたが


外の世界を4.5年観察して

似たような人をグループわけしつつ

自分の中で分析データがたまってきた時に


「言っていることは信じちゃいけない。

直感を信じることが大切。


目の輝き方と、醸し出す空気感と、人への心遣いと、

謙虚さと、言葉の端っこに時々出る本音と、その人の人間関係すべてを、トータルで見た時、

それが本当のその人なんだ」

ということが分かりました。


わたしの娘たちは言います。

「ママ、少女漫画とか読んでみた方がいいよ。

そうゆうこと全部書いてあるから勉強になるよ」と

言ってくれます。



私は、絵本児童文学主に冒険ファンタジー小説多種多様な学問書しか読んでこなかったので、こんな大人になってしまいましたが、

漫画も読んだ方がバランスのよい大人になるんだろうな、、と感じています。



白黒ハッキリ、真っ直ぐすぎる生きる方を見て

両親や家族は「嘘も方便」とか「不器用」とか「とりあえず〇〇しとけばいいのに」と言うこともありましたが、


人間のアレコレを抱えて生きていたら見えないものを、人間のアレコレを抱えずに生きてみると


「私、いつも神仏に守られているなぁ」てことが

よくこの目に見えて、感謝に変わります。

おまけに、心身の不調と無縁になります。


嫌なものは嫌。

嫌いなものは嫌い。

好きなものは好き。


子供の時のままの感覚で生きている方が

私はうんと幸せを感じられます。

だから、それでいいんだなぁって思います。


それにしても、早朝の車内は新鮮✨✨


すこやかな一日を。