おはようございます。


昨日は

お坊さんのような画家みしまあきひろさんと

お話ができて、本当によかったなぁと思いました。



人は目の前に

金銀財宝だとか、地位や名誉だとか

そうゆう分かりやすいものをぶら下げられると

それを追い求めてしまう欲というものがあります。


でも、人間の世界は「嘘、偽り、誤魔化し」で

出来ています。


誕生日の「誕」には「嘘、偽り、誤魔化し」

という意味があります。

そんな世界に「生まれる日」と書いて、誕生日です。


そんな世界に生まれてきた私たちです。


たとえば、金銀財宝や、地位や名誉を

たくさん手に入れることができたとしましょう。


嬉しいですか?

幸せになると思いますか?


それは一瞬のことで


今度はそれらが減ってしまったり、

それらを失う恐怖で、

心は、がんじがらめに支配されてしまいます。

それは、苦しみの世界です。


金銀財宝や地位や名誉を

得られなくても苦しくて、、、

得られても苦しいというわけです。


そんな「もっともっと」の迷いの世界から

抜け出すお話が

仏教の中にはあります。



将来こうなりない!とか

いつかは、こうしたい!とか

自分たちが存在するかどうかも分からない

未来ばかりを心配し、

いつかは報われると、

今を犠牲にした生き方もあるけれど


未来なんてものはなくて、

今が続いているだけだから


今、とらわれていたら

それをやめない限り

これから先も、ずーーっと、とらわれているだけで


今、心自由に過ごしたら

今、この瞬間から

これから先も、心自由に生きられます。


そんな人が増えたら良いなぁと


みしまさんも、ゆうたんも

自然の中にある「間」というものを描きながら


人の心に種まきをしたり、

硬くなった水はけの悪い大地を耕して

スルスルほどけたように流れる水を

素直に吸収できるような

ふかふかの土づくりをしています。



昨日は、

試行錯誤しながら、純粋に、同じことをしていた人が

絵を描く人の中にいたんだ!!!と嬉しい気持ちで

いっぱいになりました。


素敵なご縁。

ありがたいです。


人智をこえる神仏のおはからいのまま流れていくと

いい時期に自然につながって

いい時期に実りがやってきます。


すこやかな一日を。