おはようございます。


朝がぐんと冷えるようになりましたね。



さて。昨日、車を運転中に

めずらしく、いつも聴いている音楽より2倍速いテンポの学生の頃に聴いていたJPOP音楽を流していたら、急にめまいがして止まらず😵‍💫

赤信号で止まっていたから良かったものの

とても怖かったです。


走行中だったら、どうなっていたことか。。。


すぐに音楽をいつもの楽曲に戻し

窓をあけ、水分をとり、落ち着きました。



母の影響で、小さな頃から常に音が溢れる環境で育ち

私の耳は、あらゆる音がドレミで聴こえ

不協和音が気持ち悪く、音に色がついている共感覚というものを持ち合わせているらしく


速いテンポの楽曲を流せば、

頭の中で音が弾けて色が散らばり、心拍も上がり

吹っ飛ぶ感覚の集中力を得ることができます。


そうして一日22時間、寝ずに勉強する学生時代を何年も過ごしてきました。

学生の時は、今より3倍速いテンポの音楽を毎日聴いていましたが、最後には体を壊し

高校生で医師から過労の診断がくだったほどです。


今では、日々穏やかに過ごせている私ですが

それは情報をたくさん遮断して

自分のまわりを心地よくするようにコントロールしているからです。


テレビも15年ほど見ていません。

ニュースを見たら怖すぎて精神不安定になるからです。


電車や、人の多い街に出かけると

みんなの気がチリチリと頭の上を飛び交い

モヤモヤと黒や灰色の煙を出しているように感じます。


それらが自分の体内に入りこまないように

人と会っている時以外は

耳をイヤホンで塞ぎ心地よい音を流し

人の顔を見ないように

自分の空想した世界の中を歩いています。


あたりを見回して、ピントがあった瞬間

色々な情報が入ってきて

少し話をすると人の抱える問題や矛盾点や背景に色々気づいてしまい、頭痛がはじまり、

酷い時は、吐き気をもよおします。


毎朝、起きた瞬間に

こうして日々書いている文章が

頭の中に出来上がってアウトプットできる状態になっています。きっと私の脳は24時間動いているんだろうなて思います。


こんなコントロールの難しい私を

ようやく自分で操縦できるようになったのは

この数年のことです。


安穏な日々を送るまでに

いろんなことを試してきて、ようやく見つけたことが


『五感に入れるものを徹底して選ぶ』でした。


自分に入れるものを吟味して調整していないと

限界を超えた時、プツンとすべてをやめてしまう自分を知っているからです。


その五感に負担のかからないものが『自然』でした。


人と会った日数だけ自然の中に身を置く。

その繰り返しを守っていれば

私という乗り物は、誤動作を起こすことなく

おだやかに動いてくれます。


母が、昔も今もよく言っていました。


「由佳は、

気の走っている、頭の回転の早すぎる、育てにくい子。すぐ身体を壊すし変わっているし。

でも、いつも10年や20年先のことが分かるのね。由佳の言ったとおりになってきたわ」


よく見えるということは、

とてもしんどいことです。

でも、その分、いろんなことに早く気づけるし

解決策も次々と浮かんできます。


周りの人も同じように気付くものだと思っていたので、日々を生きることを難しく苦しいと感じていた自分はダメな人間だと思っていました。


今では、その感覚は特徴的なのだと分かり

いろんなことを感じすぎないように

情報を遮断して生きています。


唯一、自然の中にいると

意図的に、なんにも遮断しなくても大丈夫な世界が広がっています。


私を解放できる世界は自然の中なので

その場で過ごしていたくなります。



人によって、

自分に備わっている装備も、操縦方法も違うことでしょう。

自分を上手に運転してあげられるのは自分だけです。



これはいる、これはいらないと繰り返し

自分を守ったり、自分に寄り添ったりし

心地よくいられる過ごし方を見つけられるといいですね。


すこやかな一日を。