おはようございます。

これからはスープやシチューのおいしい季節♪
寒いのは苦手だけれど、冬支度はとても好き。
私、冬は毎年冬眠します🧸🐿



さて…昨日、台風の過ぎた直後の漂着物を見て
心が苦しくて、たまりませんでした。

人間が一番、最低な生き物なんだな…て思いました。

自分たちの住まわせてもらっている大地を、海を、空を、こんなにもゴミ箱のように扱っているだなんて…。

自然の一部である自分自身に唾を吐いているのと同じなのに、それにも気づけていない行動を今もとり続けている私たちは、
なんて愚かなんだろう…と思います。

ゴミでたくさんの砂浜に土下座して、
頬をこすりつけて「ごめんね、ごめんね」て
あやまり続けたかったです。

私にできることは何かを考えることにしました。

そもそもゴミ…てなんだろう…
欲しくて手にした物が、
いつから、どの時点でゴミになるのだろう…

奈良のお寺には「護美箱」と書いた「ゴミ箱」が
置いてありました。

循環が見事に成り立っている自然の美しさを守るために
私たちの出したゴミは、私たちが自然に戻せる状態にしておかなくてはならない。
できないのなら最初から不自然なものなど作ってはいけないのだと思います。

私たちは、おおらかな自然に甘えすぎて
尻拭いを、自然に丸投げしている状態です。

自然のあり方に沿わず、
人間の理屈だけで成り立った不自然の中で生きようとする私たちは
自然の循環の輪からはみ出て、
いずれ自然から、はじき出されて生きられなくなります。


『ハチドリのひとしずく』という絵本をご存知でしょうか?

たくさんの動物が住む山が、山火事になります。
みんな走って逃げていく中
1匹のハチドリが口に水を含み、一滴の水を
山火事の上に落とします。
何度もそれを続けます。

それを見た、他の動物が
「そんなことをしても火は消えない」と声をかけますが、ハチドリは「今わたしにできることをしているだけ」と答える有名な話です。

環境問題だけでなく
日本の政治にも同じことが言えそうですよね。

変革に関わる問題は、漠然と問題を感じながらも
自分ひとりでは変えることができないと、諦められがちです。

でも、まず自分から情報発信をしてみたり
そうした草の根からの動きが、変化の一歩になることもあります。

実際に世の中を変えてきたのは、
思慮深く、献身的な、少数の市民であったりします。

たいてい
リーダーを連れてきて、どうするかを決めてもらう。
賢い人たちが集まって、どうしたら良いか話し合ってもらう。
そうは言っても、火は消えないから、別の森に引っ越す。。。
そんな意見は、今の日本の姿でもあります。

でもね、、
ハチドリのように、ひとりひとりが
自分のできることに取り組むことが、最善の解決策なのかもしれません。

きっと仲間がいると信じて…。


循環されない素材を扱ったものを消費するのは
やめていこうと思います。
買い物のあり方を一人一人が意識するだけでも、
世界は変わります。

すこやかな一日を。




#ゴミ
#護美
#循環
#自然