おはようございます。


トレーニング帰りに立ち寄るホームセンターに、

私の欲しい物の殆どがあるんだなぁと、ネジだの木だのペンキだの土だの花だの眺めています。

昨日は麦わら帽子に被せる虫除けネットが欲しかったです笑 もう少し悩もう!




さて先日、視聴者がお坊さんに悩みを相談するというYouTubeを観ていたのですが


「絵描き」として生きたい人が

「上手く描かないといけない」「いいものを生み出さなきゃいけない」「怖くて描けない」「何を描いたらよいか分からない」「どうせ描くなら、世に残るものを」でも絵が描けないと悩み、相談されていました。


お坊さんの答えは結論として

「絵を描くのではなく、心揺さぶられる体験をしてください」というものでした。


これ、本当にそのとおりだなぁと拝聴していました。

私自身、子どもの頃、毎日大好きで大好きで、起きている間じゅう絵を描いていました。溢れ出てくる想像を次々と。


でも、長い間、描けない時期がありました。


それは親に「絵なんて描けても意味がない」「絵なんて描けても食べていけない」と何度も言われたことがあり「人に評価され賞賛される絵でなければ、描いてはいけないのだ」と思っていたから怖くて描けなくなっていました。


描きたくても描けない。

何を描いたら良いのか、何を描けば認められるのか、、いっけん凄そうに見える点描画を描いたら良いのか、でもそれを描きたいわけでもない。つまらない。。。

とてもとても苦しかったです。



なぜ、苦しいのか

それは、わたしは絵を描いているのではなくて

絵の具を使い

自分の心の中に生まれた「賞賛されたい」とか「計算して有名になろう」といった『はからい』を描こうとしていたからです。


今は、どうしようもなく

描かずにはおれないほど、手がかってに動きます。

下手くそだけど、そんなの気になりません。

うまい!すごい!有名になろう!と賞賛されたいと思わないからです。



それは、自然に触れて、その偉大さや美しさに気付いて、これは、ただごとではない!!!と、

心が震えて仕方なく、

その凄さや美しさを!生きて、この目で見ている感動を、どうしても描き残しておきたいから、記録するために物作りをしています。


なんとゆうか、描かずにはいられない!作らずにはいられない!といった感覚です。


みんなにも、「私たち、すごいところに住んで生きてるんだよ!」を知って、味わってほしくて、気づいてほしくて、展示をしているだけです。


私自身、展示しなくても

アトリエに、いっぱい作ったものを並べたり

アトリエの壁に絵を描いたり

自然のカケラを拾って並べて眺めていられたら

それで充分幸せです。


今の私の夢は

私が庭で育てた草花や、それで作ったドライフラワーを、私の眠る棺桶に

いっぱい敷き詰めて葬儀して欲しいなぁくらいです。


ちょっと話が逸れましたが

音楽にしろ、絵にしろ、なんでもそうだけど

そうゆう心が震える体験をした時

それを、文章や音や絵や写真、、

なにかしらに残しておきたいと思い、物を作ります。

私の日々の日記もそうです。

「生きることの凄さに、奇跡に、ありがたさに、毎日書かずにはおれないだけ」です。

だからいくらでも、溢れ出てくる。


ずーっと感動し続けている日々の記録をしているだけです。


それに触れて、

同じ感情を味わったことのある人たちが、

「わかるわかる!そうだよね」と頷き

結果として評価されたりするんだと思います。


だから、そこには

「この見せ方が評価されるだろう」とか

「すごい技術を見せよう!」とか

「はからい」というものはありません。


心震える日々の体験を

書かずにはおれない!描かずにはおれない!

歌わずにはおれない!撮らずにはおれない!


いつまでも、

そんな「心自由な想い」を描いて書いて、ただ遊んでいたいなぁと思うのです。


それがまさか作品と呼ばれる日がきて、

作家さんと呼んでもらえる今が驚きでしかありません。

絵も文も写真も、ただのひとり遊びでしたから。

そしてこれからも変わらずひとり遊びを続けます。

みなさまのおかげ◎自然のおかげ◎

感謝です。


すこやかな一日を。