おはようございます。
そら豆ご飯と箸置きが、かわいい♡




最近、仏教を装ったビジネスのようなものが
盛んだそうです。
刺激的な言葉を並べて人を依存させてお金儲けしているビジネスです。

『刺激は毒』

本物でないものにすがっていくと
みんなで道に迷ってしまいます。
まぁ、それはそれで楽しいのかもしれませんが。

刺激は麻薬と同じ、感覚や思考を麻痺させ
正常な判断を崩壊させ
依存に落としいれてしまうものだということを
自分の身を守るためにも
頭の片隅に置いておいても良いかもしれません。

でも、本物に日頃から触れていれば
真実そうに見える偽物も見分けられるようになりますし、自分の今を正しく知ることもでき迷わなくなります。





さて、、、、
みなさんは自分が
おばさん、おじさんの自覚は、おありでしょうか?
おばあさんや、おじいさんの自覚かもしれません。

私は44歳。おばさん真っ盛りです。
年齢のわりに若く見える…というのは
周りの反応が真実であるのなら、そうなのでしょう。

でも、私は
「ものすごーく、イタイおばさん」という自覚があり、生きています。
自分の中では、これが普通ですが、
周りをみたら、こんな人は、ほぼいないから
相当イタイんだろうなといった自覚です。


アトリエで絵を描いていたら
「あ!あそこに、おばさんおる!」
「おい!おばさんいうたら失礼やろ!」という5歳の保育園の子供たちの会話が聞こえてきます。

10代の娘たちや
20代のお嬢さんたちとワイワイ過ごしていると

「なんとも、弾けんばかりの若さだ」と
一緒にいるだけで水浴びしてるような、若返った気持ちになりますが、わたしはおばさんです。

そして彼女たち「本物の若さ」と過ごしていると
自分の枯れ具合をヒシヒシと痛感するので

「私ってば若くみえるでしょ?」
「私ってばきれいでしょ?」とか
勘違いせずに済んでいます。ありがとう若者たちよ。

うっかり勘違いしないように
常に「お母さん役」に徹したいので
「ゆうたんママ」とでも呼んでください!と思ったりします。

もし私が、同世代やそれ以上の方々とばかり
過ごし続けることが多く、
いわゆる井の中の蛙で
「本物の若さ」を知らなければ

5歳児でも言えちゃう社交辞令「お若いですね」を
しっかり、まにうけて信じ込み、
若作りしている自分にすら気づかず
「私は若くてかわいい!」と思い込んでしまうかもしれません。
なんとも恐ろしい…



こんな風に、日頃から『本物に触れ続ける』が
いかに自分の位置をしっかりと把握させ
迷わずに歳を重ねられるか、、と、
若さの面からも考えさせられます。

さてさて仏教では、今の時代は
「末法」と言われ、正しい教えが届かない時代とも言われ、

キリスト教の聖書にも
「真実そうに見える偽物が多く現れ人々を惑わす時代」とも書かれてあります。

そのような偽物を見分けられるようになり、自分の今を正しく知り、迷わずに生きられるのは
「本物」を知っておくということです。

自分の中にブレない支えとなるものは
決して「人」ではありません。
「変わらぬもの」「真実」と言われるもので

それこそが、南無阿弥陀仏のお念仏だと聴かせて頂いています。

すこやかな一日を。