距離36000キロ、何事もなく絶好調で走ってくれてたのですが、今年に入りジェネレーターのパンクで、充電ができず、ジェネレーター交換。この時は、エンジンが掛かるのだが、ブレーキランプを除いた灯火類が一切点かず、緊急入院。2万キロを超えたころから、カムチェーンの音が顕著になり、ドリームに交換かどうか相談してました。最近いよいよ音が五月蠅いと感じてはいましたが、まだまだ力はあるし、燃費も変わらずカムチェーン交換が頭から離れずにいました。
そして、何か変だぞ???音のレベルとトルクがなくなってきた・・・・。
そして、日曜日にドリームへ行こうと走っていたら、ガチャガチャ大きな音を立てて、とうとう止まってしまいました。急遽JAFを呼んで、ドリームへ運んでもらいました。
お店ではオイルの点検、キックでの圧縮の点検をやってくれて、「ヘッドかもしれません、原因がわからないので、預からせて頂きます」。その時は簡単に考えていました。
1週間後、「取り敢えずヘッド交換をしてエンジンを掛けましたが、まだ違うところから音がしますので、もう一度診させてください」との電話から3日。
「すいません、クランクが終わってますので、見積もりを取らせていただきます」、なんとなく嫌な予感が・・・・。案の定次の電話で新車車体価格の半分!の見積もり。
この時点で売ってしまおうかと考えたのですが、エンジン不動車は¥15000とのことで、
修理決行の判断。
2週間後にドリームから電話で「エンジンは快調になりましたが、ニュートラルに入りずらくなってしまいました」との連絡で、車体を引き上げに行きました。
ホンダ2輪がエンジンオイルの交換頻度と、距離から壊れた原因を調べる、とのことでメーカーのはからいもあって、かなり安くしてもらえました。結局、クランクシャフト、コンロッドアッセンブリー、ピストン、シリンダー、ヘッド一式、カムチェーン交換で、クラッチ、ギア関係はそのまま。
取り敢えず帰宅、全くニュートラルが入らないのと、シフトチェンジのクラッチが全く効いてない感じ。帰宅後、ドリームに電話で「このままでは乗れないので、お返しします」と言い電話を切った後、また預けるのも面倒くさいので、一か八かでクラッチ調整をしてみました。
少し調整して、また乗って、また調整を3回ほど繰り返すと、かなりよくなりました。
エンジンは新車の時の音のように静かで、トルクも太りました。音が静かって疲れませんね。
高額な修理費が掛かりましたが、直して良かったと思います。このバイクは、3男の通学のバイクになります。きっと長く乗れることと思います。
クランク周りだけは、メーカーの研究材料になり、シリンダー、ピストン、ヘッドは持って帰ってきました。
ピストンに縦筋が入っています。 ピストンにも無数の縦筋。
排気バルブも焼き付いた跡と、排気バルブから圧縮漏れ。
最近のバイクは燃料がかなり薄くなっているのも、いろいろな故障の原因にもなってるようです。
この丸目は国内生産だから、安心してたけど、やっぱり酷使すれば壊れてしまうのですね。
もう少し労わって、大事に乗れば壊れなかったかもしれません。