今回紹介するのは、1983年に登場したY30型セドリックのミニカーです。
先代の430型から約4年振りに、兄弟車のグロリアと共にフルモデルチェンジをして登場した6代目セドリック。
高級レンジの乗用車としての性格を一層強調されたスタイリングが特徴でした。
このミニカーはイグニッションモデルのもので、1985年にマイナーチェンジした後期型の最上級グレード、4ドアハードトップV30Eターボ・ブロアムVIPです。
イグニッションモデルというと、カスタムカーのミニカーというイメージですが、時々こういったノーマル仕様も出してくることがあります。
ただ、ホイールこそ純正を履いていますが、カスタム仕様前提のせいか車高が低いです。
しかし高価なミニカーだけあって、細かいところまでリアルに実車を再現しています。
エンブレム類もしっかり作り込まれています。
自動車電話用のアンテナが懐かしいです。
前回紹介した7代目クラウンと同時期に出てきた6代目セドリック(グロリアは7代目)
ロイヤルサルーンに対抗するブロアムという感じですが、プラスしてグレード名にVIPを付けてしまうあたりが対抗心を感じます。(笑)
子供の頃、近所の土建屋さんの社長が、セドリックかグロリアかは忘れましたが、このミニカーと同じブロアムVIPを持っていて、横を通るたびに大きい車だなあと思っていました。
当時はどちらかというとクラウンの方が好きでしたが、今見るとアメ車のような佇まいがかっこいいと思います。
セドリックやグロリアに関してはタクシー以外、乗せてもらったことは無かったと思います。
実のところハードトップやセダンよりもワゴンやバンの方が好みだったりします。
今回は7代目のY30グロリアのミニカーを紹介しました。