今回紹介するのは、1978年に登場した初代ミラージュのミニカーです。

 

 

三菱初の前輪駆動2ボックス車として登場したミラージュ。

当時の三菱はオーソドックスなクルマ造りに徹していましたが、このミラージュに関しては、全輪独立懸架の足回りや副変速機付きのスーパーシフトの採用など、独創的なコンセプトが特徴で、国内ではトヨタ、日産に続くNo.3の座を確保するための野心作と言われていました。

 

 

このミニカーはインターアライドのハイストーリーシリーズから発売されたもので、1979年式の3ドア1600GTです。

 

 

 

 

 

 

1600GT専用のサイドストライプやチェック柄のシートが再現されています。

 

 

 

 グリーンのミラージュはカタログでしか見たことがありません。


ハイストーリーシリーズだけあって、実車の再現は細部まで良くできていると思います。

 

当時のこのクラスの車にはあまりない、どこか外車的な雰囲気を感じるスタイリッシュな車という印象が強かったです。

 

子供の頃、まわりに何故かこのミラージュに乗る人がたくさんいました。

小学校の担任の先生、同級生のお母さん、両親の知人にいたっては僕の記憶する限りでは3人いました。

しかも担任の先生以外全員が黄色いボディカラーのミラージュでした。(担任の先生のミラージュはワインレッド?っぽい色でサイドにMIRAGEと大きく書かれたストライプが入っていました)

なので初代ミラージュというと、僕の中では黄色というイメージが今でも強いです。

 

その中でも、とくに記憶に残っているのが、両親の知人で保母さんをやっていた若いお姉さんの黄色いミラージュでした。

実はこの人の弟さんも良くうちに遊びにきていて、お姉さんと共用でミラージュを買ったと言っていました。お金はほとんどお姉さんが出したそうですが(笑)

本当は3ドアが欲しかったと弟さんは言っていましたが、出資額の違いからお姉さんの希望だった黄色い4ドアになったようです。

ちなみにこの姉弟が乗っていたのは、4ドアの1600GTでサンルーフが付いていました。

弟さんの方がうちに遊びに来て、夜暗くなって帰る時、エンジンを始動させた後に運転席のウインドウを開けて、見送る僕に向かって「ヘッドライト付けて」と言うと、メーター横に付いているサテライトスイッチを指差して、僕に操作させてくれるというのが、子供の僕には毎回とても嬉しかったことを覚えています。

 

今回は初代ミラージュのミニカーを紹介しました。

 

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