「気になればいつでも受診してくださいね」と言われても… | 心の健康をサポートするカウンセラー 松田大亮 in 徳島

心の健康をサポートするカウンセラー 松田大亮 in 徳島

心の健康や悩みの対応、生き方のヒント、キャンプをツールとしたコーチングなど、日常に役立つ心理学を軸に様々な情報をお伝えしています。

JCCF認定シナジーコーチカウンセラー

心と身体の健康サポーター

キャンプセラピスト
キャンプインストラクター

最近、自分の肩書が「あがり症改善トレーナー」として定着してきました。

 

あがり症をベースとした不安や悩み、恐怖感

 

そんなご相談を受けることが多くなってきました。

いや、今やほとんどがそれと言っても過言でないぐらい・・・

 

 

世の中に「あがり症」で悩んでいる方は本当に多いんだなぁ…と実感しています。

これ、日本だけの特有の病気かと思ったら、アメリカ人でも一生のうちに病気にかかる人の割合は約14%といわれ、精神疾患の中では「うつ病」「アルコール依存症」と並んで多い疾患なんだそうです。

 

 

 

僕自身、もともと「あがり症」であり、不安症であった(今もそうですが)ので、この方たちの非常に気持ちがよく分かるんです。

 

 

 

で、僕はずっと気になっていることがあって、それは何かというと、

 

「気になることがあったら受診してください」

 

という言葉…

 

 

 

僕、以前に病院に勤めていたことがあるんですが、医療機関の人は電話などで病気の相談があった人には必ず言います。

「もし心配だったらいつでも受診してくださいね」

 

また、こういうご相談も多いです。上司に受診しろって言われました…

 

 

 

僕ね、いつも思うんです。

 

 

 

簡単に言ってくれるなよ!

 

 

 

なかなか受診ってできんのですよ。

病院に行くって、精神疾患とかに関係なくハードルが高い人って結構いるんです。

 

 

はい、僕がそうです。

 

 

僕は健診にさえ怖くて行けません。

実は常備薬が切れていてある薬を処方してほしいんですが、何か月も躊躇して行けていません。

 

 

 

病院に通うのが学校に通うかのように毎日の日課になっている人がいますが、そういう人は、逆に病院がコミュニティ化してるんですよね。

そんな人はいいです。

 

 

 

でもあがり症(社交不安症)の傾向がある方は、気軽には行けないんです。

超勇気がいることなんです。

 

 

 

 

よく市町村とか県がやっているサービスで、悩み相談とか保健相談窓口の電話番号が書かれてあります。

かつて僕、そこに電話したことがあります。

 

すると…、

 

 

残念ながら正直言います。

 

これ、専門家か?って言いたくなる対応でした。

ごく表面的な機械的な質問だけされて、「気になるようでしたら専門機関を受診してください」が結論。

 

 

出ました。

お決まりのセリフ。

 

 

あの行政のやってる相談って、ほとんど受診を促すセリフが結論になって終了なんです。

 

 

それができないから相談してんだよ~!

 

 

 

もっと俺の気持ちを聴いてくれよ~!

 

 

 

 

と思っちゃいました。

 

聴いてほしいから相談してるんですよね。

 

 

 

 

もっともっと寄り添ってくれる本物の心理カウンセラーを利用しましょう!

 

あがり症や不安症は、ちゃんとした道筋で対処していけば、必ず克服できます。

少なくとも今より生きやすくなります。

 

 

僕もそうした道筋がある事を知ることで道が開けました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにここだけの話ですが、自身がメンタル疾患を経験し克服したカウンセラーと、勉強だけして資格を取った認定心理士、臨床心理士、僕はいずれもたくさんの知り合いがいますが、正直ぜんぜん満足レベルが違うというのも最近の実感です。

 

残念ながら行政機関や医療施設は国家資格至上主義ですがね。