「歴史を覚える」と「スピーチの原稿を覚える」の共通点 | 心の健康をサポートするカウンセラー 松田大亮 in 徳島

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JCCF認定シナジーコーチカウンセラー

心と身体の健康サポーター

キャンプセラピスト
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みなさんは「社会」の勉強が好きでしたか?

 

僕の周りには、圧倒的に理系出身の方が多いんですが、そういう人たちが口をそろえて言うのは、「社会」、なかでも「歴史」が嫌いとよく聞きます。

 

 

そして、多くの歴史嫌いの人が口をそろえて言うのは、「覚えられない」「歴史の流れが分からない」

 

 

なぜそうなるのか。

 

 

 

答えは簡単です。

 

 

 

意味もなく丸覚えをしようとするから。

 

 

 

その結果、頭の中で知識がバラバラに散らばっているからです。

 

確かに覚えないといけない部分はあります。

でも意味のないものを記憶に残すことはなかなか難しいですよね。

 

 

 

やはり、覚え方にはコツがあるんです。

 

 

例えば、「関ヶ原の戦い」「徳川家康」「大坂夏の陣」をストーリー化して説明できますか?

 

徳川家康は、豊臣秀吉の死後、どのようにして、実権を握ろうとしたのか?

その時に登場する英雄たち、真田幸村、石田三成、島左近…当時の英雄たちを主人公にしたり、権力者の気持ちを想像して教科書を読めば、驚くほど理解しやすくなるはずです。

 

完全に「暗記」と思われている各時代の文化にしても同様です。

文化の政治的背景を理解すれば、その文化の美術や文学がなぜそのようなものになったかが納得して覚えられるようになるでしょう。

 

 

つまり「物語」として、「楽しむ」こと。

 

 

 

僕は、歴史を学ぶことは、映画やドラマを見ているような感覚だったので、数学や英語の勉強の息抜きのように感じていました。

 

 

 

覚えた出来事などを「点」とすれば、その「点」と「点」を出来事の理由を通じてつなぎ「線」で結ぶ。

歴史の好きな人はその「点」のつなぎをストーリー化しているんです。

 

 

 

パブリックスピーチをするときに、この感覚とシンクロします。

 

スピーチ原稿を覚えるのって、結構大変です。

 

丸暗記しようとすると、時間もかかるし、忘れたらどうしよう…という不安を掻き立て、緊張が増します。

 

なので、コツは、ストーリーでつかみます。

 

 

見てきた映画のあらすじを自分の言葉で説明する感覚です。

 

 

 

食事で「いただきます」をするとき、僕は次のように想像することにしています。

 

 

目の前にある料理は、漁師さんやそれをさばいてくれた人、加工してくれた人、出荷してくれた人、販売してくれた人…いろんな人の瞬間、瞬間を経て、ようやく僕の目の前の食卓ににたどり着いた…。

 

ありがとう…

 

 

 

すべては、点で…つまり瞬間瞬間で物事をみるのではなく、ストーリーという流れの中で、今この瞬間をとらえる…という感覚が大切なんだと思うんです。

 

 

そうすれば、イライラすることもなくなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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