人生が上手くいく人の共通点【セルフイメージ最強説】 | 心の健康をサポートするカウンセラー 松田大亮 in 徳島

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JCCF認定シナジーコーチカウンセラー

心と身体の健康サポーター

キャンプセラピスト
キャンプインストラクター

「こぶとりじいさん」を知ってますか?

 

 

「小太り」ではなく、「“こぶ”とり爺さん」です。

 

 

まずは、あらすじをザクっと言います。

 

むかしあるところに、頬に大きなこぶを持つけど、気にせず明るく陽気なおじいさんが住んでいました。

 

一方、お隣さんで、同じように頬に大きな“こぶ”をもっていて、こっちは“こぶ”を気にしすぎて、陰気で意地悪な性格になり、いつも他人を妬んで暮らしているおじいさんが住んでいました。

 

ある日、陽気な方のおじいさんが森に芝刈りへ行ったら、鬼たちの宴会に出くわしました。

 

 

にぎやかなお囃子を聞いているうちに楽しい気分になってきて、陽気に踊りながら宴会の輪に加わりました。鬼たちはおじいさんの踊りを気に入って、「明日もまた来い。明日来た時にこれを返してやろう」と、おじいさんの頬にある“こぶ”を取ってしまいました。

 

 

 

次の日、この話を聞いた根暗の方のおじいさんは、自分も“こぶ”を取ってもらおうと鬼たちの宴会場所へと向かいました。で、踊ろうとしますが、根暗オーラを発しているので、鬼たちを楽しませることができませんでした。

 

気分を害した鬼たちは、根暗のおじいさんの空いている頬に“こぶ”をくっつけてしまいました。

 

 

それからというもの、根暗のおじいさんは2つの“こぶ”を頬につけて暮らしていかなければならなくなってしまいました。

 

 

さて、この話の教訓は何でしょう?

 

 

陽気なじいさんは、こぶを気にせず明るかった。

根暗のじいさんは、こぶを気にしすぎて、感じ悪かった。

コンプレックスを持ったらあかんよ!

 

って話かな?

 

 

まあ、確かに間違いではないですが、もう少し深堀りしてみます。

 

 

根暗のじいさんは、自分の“こぶ”に劣等コンプレックスを抱いていたんですね。

 

「この“こぶ”のせいで、自分はこんなに不幸なんだ」

「この“こぶ”がなければ、自分は幸せになれたのに…」

 

 

ここでちょっと考えてみてください。

 

ここに出てくる鬼は、はじめ、こぶを「良いもの」と見なしてるんですよね。

 

なぜなら、陽気なじいさんに明日も宴会に来させるために、質として“こぶ”を取り上げてるんですよね。

「お前にとって大事な“こぶ”を預かる。返してほしければ、明日も来い!」ってわけでしょ。

 

“こぶ”を約束手形にしてるんですよ。

 

 

ところが、根暗のじいさんに対しては、「お前、気に入らんから、もひとつ“こぶ”をつけてやる」ってなってる。

 

急にこぶを「悪いもの」と見なしてるんです。

 

鬼側の“こぶ”の価値観が変わってるんです。

 

 

要するに、陽気なじいさんは、その陽気な雰囲気から、

 

陽気で元気な性格…幸せそう

 ↓

自分のことが好きなんやろうな

 ↓

こぶを大事にしてるんやろうな

 

と見えたわけです。

 

 

対して、根暗のじいさんは、その劣等コンプレックスの塊のような雰囲気から、

 

陰気で元気なさそうな性格…不幸そう

 ↓

自分のことが嫌いなのだろう

 ↓

自分の持つすべて…あの“こぶ”も嫌いなのだろう

 

と見えたんでしょう。

 

 

 

お笑い芸人はブサイクやデブを武器にしてますよね。

 

あの人たちは、自分のことをブサイクやデブであることを「おいしい」と思ってるはずです。

 

 

 

要するに自分のことが好きか嫌いか

 

それは、他人にも影響を与える。

 

つまり、人生はこれがすべてといっても過言ではない。

 

心理学では、「セルフイメージ」といいます。

 

 

セルフイメージを高く持つことが、人を幸せにし、自分も幸せな人生が送れますよ…

 

 

ってのが、こぶとりじいさんの教訓だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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