THにはまって10年後、私は自分の人生はまることは絶対にないと思ってたジャニーズというジャンルにどはまっている。
人生振り返ると、私のそばにはいつもジャニーズタレントが存在していた。
物心ついたころは、郷ひろみ、田原俊彦、近藤真彦、シブがき隊が歌番組の中心で、テレビの前で一緒に歌っていた。
同級生は少年隊、光GENJIに夢中で、毎日○○くんカッコイイーって話題になり、SMAPが出ているバラエティー番組が常に話題の中心になっていた。
周りがそんな状況でも、誰がタイプって盛り上がっていても、私は特に夢中になることはなく、歌は好きだけど、カッコイイとは思うけど、別にそんな誰かがめちゃくちゃ好きってならなかった。
自分は誰かに夢中になることはないんかなぁと思ってたけど、A-HAのモートンを初めて見た時、めっちゃかっこいい!!!!!ってなって、DURANのジョンにも夢中になって、THにもドハマりして、自分がカッコイイと思うのはこういう人なんだと思った。
野村萬斎さんにも夢中になったけど、それは萬斎さんの芸が好きなのであって、タイプとかそういうのじゃなく、
それ以降も日本人芸能人に特に惹かれることはなかった。
SMAP、TOKIO、KinkiKids、V6、嵐、KAT-TUNまでは、グループにいるメンバーの顔も名前も把握していたが、普通にみんなかっこいいよねー、いい歌歌ってるよねー、バラエティー番組面白いなー、っていう程度だった。
この中でもSMAPは特に思い入れあったのかなぁ、何枚かCDも買ったし、世界に一つだけの花の100万枚の内の一枚に貢献した。SMAP×SMAPは特に毎週楽しみにしていた番組で、洋楽アーティストとのコラボは本当にありがたかった。それでもSMAPで誰がタイプ?って聞かれても答えが出なかった。カッコイイとは思うけど、自分の中でカッコイイ=タイプではなかった。
SMAPが解散し、ジャニタレは気がつけば自分よりはるかに若い子が大勢をしめ、どの子も同じ顔に見え、もうカッコイイ男というより、若いかわいい男の子としか見えなくなり、新しくデビューしたグループに誰がいるか顏と名前が一致しなくなっていた。歌番組もほとんど見なくなり、ジャニタレが何の歌を歌っているのかも知らなくなった。
もうこうやって私の中でのジャニタレも歌もまったく興味無くなっていくんかなぁと思っていた。
ちょうど、NEWS、関ジャニ∞辺りが、私にとってグループに誰がいるのか全員の顔と名前が一致しないという境目だった。