忍びの４２「オトモ忍ウォーズ！ネコマタの逆襲（後編）

新年一発目の

ニンニン感想ブログ参ります

倒れている６人を前に

萬月は高笑いします。

萬月「ハハハハ…！

終（しま）いだ、忍者ども。」

（しまい ししまい）

忍者激熱刀に、忍シュリケンが

これは確か、好天のものだ。

天晴は、歯を食いしばって

立ち上がります

これを使えということに

違（ちが）いない。

剣先から、

とんでもないエネルギーが！

これにはさすがの萬月と

シュテンドウジも、ひっくり返った

シュリケンジンのコックピットでは

旋風が、かまえる。

旋風「シュリケン忍法

破れかぶれ～！」

（って、すでに忍法じゃないし）

忍び装束になって

逃（に）げようとしたんだけど

つまづいちゃった。

でも、それがよかった

頭突（ずつ）きが

命中する格好（かっこう）になって

結果的にヒャッカラゲを倒した。

ラッキー！

旋風「うわっ、倒しちゃった！

さすがは元天才忍者みたいな…」

（おい、オッさん

調子に乗るなや） 

ほら、旋風が調子に乗ってるから

ヒャッカラゲが

起き上がってきましたよ。

コックピットの襖（ふすま）が

開（あ）いた。

出てきたのは、獅子王だ

獅子王「うらあ～っ！」

口から出した衝撃波で、

ヒャッカラゲを４体も倒しました。

獅子王「まったく、

あのジジイも手裏剣を貸すだけとは

どれだけガンコなんだ！

おい！行くぞ！」

旋風は初対面（しょたいめん）

獅子王のことは知りません。

でも、とりあえず

言うことを聞くのでした。

旋風と獅子王で

シュリケンジンを

操縦（そうじゅう）する気だな

シュリケンジンが動くのを見て

天晴たちは、作戦の成功を知った。

一方、シュテンドウジは巨大化し

これに対応しようとします。

萬月「ナマイキな。

俺はこの手で、おまえらを

潰（つぶ）しきる！」

天晴「キンちゃん

借りっぱなしでごめんな！」

天晴が、二刀流で走りこむぞ。

大ジャンプから、

袈裟斬（けさぎ）りだ。

萬月「俺様が、半人前の

忍者などに圧されるとは…！」

霞「たしかに、

私たちは一人前じゃありません。」

八雲「だから、

家族一つになって戦うんだ！」

（聞こえはいいが

ようは数の暴力）

６人の剣撃が、１つのエネルギーに

虹（にじ）のような攻撃が

萬月を貫（つらぬ）いた！

取り出したのは、九衛門の小づちだ。

萬月「妖術 肥大藩息

（ひだいはんそく）の術！」

ニンニンジャーも

ゲキアツダイオーに合体。

萬月「カラクリも忍者も

狩って、狩って、

狩りまくってやるぜ！」

ゲキアツダイオーの

マシンガンキック攻撃。

これを剣で

防御（ぼうぎょ）した萬月ですが

ジャンプしたかと思えば

クルッと回って

ゲキアツダイオーを斬り

スタッと着地（ちゃくち）
やはり強敵だ。

一方、シュリケンジンは

シュテンドウジと戦っているのですが

こちらも苦戦

旋風は、なんてったって

初めての操縦です。

しかも、２人しかいないし

好天「仕方ないのう。」

シュリケンジンのコックピットに

現れたのは、好天だ。

好天「おぬしが、そこにいても

ライオンハオーは呼べるな？」

ライオンハオーは

鎖につながれた状態ですが

残ったオトモ忍が

救出（きゅうしゅつ）に

向（む）かったのだ。

これで、ライオンハオーと

バイソンキングも、自由になった。

４体のカラクリロボが

勢揃（せいぞろ）い。

「熱すぎます！ 

このまま、あっちに乗りたいです！」

「いや、それ、

本気で困（こま）るからね！

 霞ちゃん。」

あれっ？ゲキアツダイオーって

一人抜けても平気だったはずじゃ…

あれっ？

シュテンドウジを倒し、

さあ、次は牙鬼萬月だというその時。

有明「萬月～！

母じゃ！母が助けに来たぞ！」

ガシャドクロの頭上に乗って

有明の方が参戦。

しかし…。

萬月「ババア！ ちょうどいいぜ！」

なんと、実（じつ）の母親を

盾（たて）にしたのだ。

なんて叫びつつ、有明の方は

はるか彼方（かなた）へ

飛んでいっちゃった。

ひどいことしておきながら

萬月は笑っています

天晴「母親を盾にするなんて

何考えてるんだ！」

萬月「そんなこと知るかよ！

親だろうが、なんだろうが

俺様は、使える物は

なんでも使う主義なんだよ！」

萬月のこの言葉に

天晴の怒りに火がついた。

天晴「親のことを物とか言うな！

あったまきた！」

ニンニンジャーは

牙鬼萬月に怒りの

『覇王ゲキアツ大一番』を発射した。

何か言いかけた萬月ですが

前のめりに倒れると、爆発した。

でも、気がかりなことも。

好天の手が、消えかかっているのです

戦いを終えた、忍術道場では

ニンニンジャーたちが

クリスマスパーティーを

楽しみました。

牙鬼萬月は生きていたようだ

でも、萬月は全身傷だらけ

そんなに長くは持たないだろう。

そんな萬月の前に

十六夜九衛門

（いざよい きゅうえもん）が

九衛門「残念でしたね若君

あなたはもうすぐ死ぬようです

これは、返してもらいますよ。」

小槌を取り戻しにきたのか。

萬月「てめえは… 

結局、てめえは一体、

何者だったんだ…！？」

九衛門は萬月に

わざわざ顔を近づけて答えた。

九衛門「死ぬ前に

シッポをつかませてあげましょう

ボクは牙鬼幻月

（きばおに げんげつ）の息子…」

萬月「兄者… だと…！？」

九衛門の真実を知った萬月ですが

直後に石化（せきか）し

砕（くだ）け散（ち）りました。

次回、忍びの４３

伝説のニンジャ！妖怪かるた大作戦

ついに、牙鬼幻月との戦いを前に

ニンニンジャーに

７人目の新戦士『ミドニンジャー』が

くわわった！ウソです。

九衛門（ミドリはボクだ！）

突然、伝説のニンジャ

『シュリケンジャー』が現れ

ニンニンジャーに妖怪かるたで

勝負を挑むのだが…。

八雲「カーリー！」

カーリーが再び…？

一体、どうなってるの！？

感想：強敵、牙鬼萬月を

倒したのはよかったですが

好天は自分の存在が消えることを

天晴たちに隠しているし

萬月は最後に

気になることを言っていった。

『親父どの… 

俺は、あんたに…！』

どういう意味なんだろう？

「俺は、あんたに

利用されてたのか！」とか？

それに九衛門の正体が

『牙鬼幻月の息子』というのも

前の九衛門のセリフから

予想がついてたことで

展開的になんのひねりもないしな～

予想がついているから

私的には、ちっともビックリしない

九衛門ちゃんがらみで

『ビックリするような展開』が

来ないですかね～？

あと、九衛門ちゃんに救いのある

展開をお願いしますよ。

～忍びの４３につづく。～