忘れてはいけない記憶 | 一期一絵

一期一絵

ポートレートを中心に、ゆる〜く写真を撮っていますw

やっと、落ち着いたので3月11日のことを書きたいと思います





地震のあった時間、自分は本社の8階で研修を受けていました




最初、気にも止めずに研修を続けていたのですが、なかなか収まらないし、酷くなるいっぽう




中学生以来の机の下に避難しました




余震が落ち着いた時、指示により外へ避難しましたが、建物の軋む音が不気味でした





帰るために新宿駅に行きましたが、全ての電車が止まっていて、構内に入ることが出来ず人がごった返していました




地上に出ると、バスやタクシー待ちの大行列が出来ていて、いつ乗れるか分からない状態でした





意を決して職場まで歩くことにしましたが、同じ発想の方が多く、歩道が人で溢れ車道を歩く人も見受けられました




途中、自宅と職場に連絡を入れるも全く通じず、公衆電話は連絡する人たちで、こちらも大行列でした




連絡がとれない焦りを抑えつつ、ひたすら青梅街道を歩きました





夜になって風が強くなってきましたが、途中温かい飲み物を提供される方もいて、気持ちが和みました





車道は、車があまり進まず渋滞していました




3時間30分かけて田無までたどり着いた時、青梅方面へ行くバスの最終に乗れそうだったので待っていましたが、満員で乗れず、一緒に待っていた人たちと落胆しましたが、近くに駅があるので向かったところ、復旧した西武線が走っていたので、それに乗り職場までたどり着きました





結局、新宿から職場まで5時間30分近くかかりました





3時間30分も歩くと、足は痛くなり、ちょっとした段差も高く感じました






職場について状況を聞いたところ、建物の損傷があまりなく、本や蛍光灯が落下した程度だったのでホッとしました





自宅に帰ったら、だいぶ物が落ちたようですが、親が無事だったのでひとまず安心しました





テレビをつけると、津波が街を飲みこむ様子が映し出されて、絶句するとともにとても心が痛みました





災害から4日目、懸命な救助作業が行われていますが、亡くなられた方にはご冥福をお祈り申し上げます





避難されている方には、微力ながら節電・募金をしていきますので、どうか希望をなくさず力を合わせ、この困難を乗り越えてほしいです





遠い地にいますが、思いは被災地に届いていると確信しています





「元気でいる」ことが亡くなられた方の最大の供養だと思います





まだ予断を許さない状況ですが、力を合わせて乗り越えましょう!


iPhoneからの投稿