不登校について 14 | Life's a journey not a race

Life's a journey not a race

いきあたりばっちり

卒業後の進路について



不登校中に

この専門学校すごくない?

と勧めてた学校があった

CGとかVFXとかを
4年間かけて学べる学校
映画好きな子供に向いてそう

よくよく募集要項を読んだら
18才以上ならだれでも出願できる

けど、高校卒業しないと進学できないと思い込み
ここに行ってみたいかもという思いが
本人の高校に行く動機のひとつにはなった

もしずっと家にいて
18才になって行き場がなくなった時に
受け入れてもらえるかもしれない場所があることが
私には心強く感じた



で、高校卒業後は
就職する気もなさそうだし
その学校じゃなくても専門学校行くのかな
とぼんやり思っていたある日
突然


ゲーダイに行きたいんだけど


ゲーダイが藝大に繋がるまで
頭の中はしばらく???
思いもよらない
思いもつかない
言葉が耳に

かっこいい〜

素直にそう思った


うちの子?藝大生です〜

言ってみたいラブ


調べてみると
学びたい学科は大学院

国立で全国から猛者が目指す学校
浪人は当たり前
デッサン等の基礎力は当たり前
高校に美術の授業すらないのに


そんなこんなで
大学は別のところ行って院を目指せば
という話に落ち着き
そこから本人も私立の芸術大学を調べ
大好きなアーティストの出身大学を見つけた
塾にも行かず
受験勉強もせず
ここにきてまさかの大学受験


昨日、3者面談があり
先生は子供の希望を聞いてからその日までに
たくさんの資料を用意しておいてくれた

一般入試と推薦入試しかなかった昭和からは
考えられないほどの多種多様な
入試システム


大学卒業後はどんな仕事を目指しているの?


私は

目的があってそこに近づくために
今をどうするのか決めるのではなく
今、やりたい事があって
将来につながってもつながらなくても
行ってみたい、という気持ちだけで
進路を決めていいと思ってます

と言ったら
先生は

すぐに目標に結びつけてしまうのは
教員の悪いくせですね

と笑ってた

学費は親が出してくれるって
本人から聞いてますけど


総力上げて準備しますが奨学金も考えてます


そしたらなんと!
奨学金って大学が決まるよりもっと前
春に申込むんだそう

そりゃそうだ、審査するのだから
約1年前には申請しないと間に合わないよね

というわけで
新年度の募集要項が出たら
資料をすぐにくださるって

会話って大事だ




そして思い出したこのCM
初めて観た時は
そして今観ても
涙が滲む


きちんとゴールする人も描かれていて
そこもまた素敵





このインポッシブルチームのCMも好き



そんなの不可能だとか
無理だとか
つべこべ言わずに
やりたい事があるのなら
とりあえず動いてみて
それから考えればいいのだ

また子供に教わった


これから1年
受験生として
どんな風に過ごしていくのか
楽しみだ