心が体に影響を及ぼす事は広く知られていますが、
体の状態が心に影響を及ぼすという事が最近研究されてきています。
体の状態を変えることによって心理状態を変化させるという事です。
例えば失敗して落ち込んでいる時の姿勢はどうであろうか?
目線は落ち、呼吸は浅く、背中は丸まっているはずです。
逆に成功している時、うまくいっている時はどんな姿勢だろうか?
表情は?重心は?目線は?
背筋は伸びて、目線は上、堂々と身振り手振りを大きく、笑顔ではないだろうか?
そのように意図的に体を動かすことによって相応の心理状態になるという事です。
これは自分がうまくいった事を想像して行っても良いし、
目標とする人物がいるのならば、その人をお手本にすると良いでしょう。
脳の感情を司る部位である扁桃核は体の状態をそのまま反映させます。
映画マトリックスではありませんが、「実現していると知れ」なのです。
扁桃核は演技と本物の感情を区別出来ません。
最初から出来なければ「演じる」と思えば良いのです。
これからの時代は「演じる」スキルが重要です。