たとえば、大切な人を失うと悲しいという感情がわきます。
でもそれは、それだけ大切で好きな人がいたという証拠です。
大切でなければ、悲しいなんて思いません。
悲しいと感じるのは、大好きだからです。
自分が感じた「好き」とか「大切」と言う感情にもう一度スポットライトを
当てて、自分は素晴らしいなぁとつぶやいてみましょう。
イライラした時、それは意欲があるからです。
例えば、渋滞にはまった時、とてもイライラします。
なぜなら、どうしても行きたい場所があるからです。
どうしても行きたいと思わなければ、イライラしません。
イライラするのは意欲がある証拠です。
そこまで意欲がある自分は素晴らしいなぁとつぶやいてみましょう。
怒ったとき、それは何かを守りたいからです。
守りたいとも思わなければ、怒りもでてきません。
そこまでして守りたいものがある自分は素晴らしいとつぶやいてみてください。
誰かと比べて落ち込んだとき、それは上を向いている証拠です。
上を目指そうとも思わなければ、比較することもないでしょう。
上を向いている自分を褒めて下さい。
嫉妬を感じたとき、それは、なりたい自分がいるからです。
”なりたい自分を先にやっている人”を見ると、つい嫉妬します。
なりたい自分がない人は、嫉妬すら感じないでしょう。
なりたい自分がいる、ステキな自分を素晴らしいとつぶやいてみましょう。
人は何か変化して成長しようとする時、ネガティブな感情と
ポジティブな感情が訪れます。
ただ、面白いことに、ネガティブな感情とポジティブな感情を
同時に感じることはできません。
ネガティブな感情を感じたとき、
そもそも自分はどうしたいんだろう?
優しくつぶやいてみましょう。