今回は「ガンは発熱で治る!?」最終回をお送りします。



前回までのまとめを兼ねて説明して行きます。










     【前回までのポイント】
 


■ガンには白血球と同じような、血液浄化装置の働きがある。


■ガンは熱に弱い。


という事でした。



最終回はガンはもちろん大病の元となっている血液の問題から話しを進めます。










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          血液の汚れが、万病を招く


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医者にかかることのできない野生動物は、病気やげがをすると、自ら食を絶つか、発熱する。




もしくはその両方を一度にすることによって、自分で体を癒す。




発熱と食欲不振が世界の名医であることは前に述べたが、




野生動物はその言葉どおり実践しているのである。








これこそが自然治癒力なのだが、残念たことに人間は、


文明の発達とともにこの本能を忘れ去ってしまった。









その気になれば、食べ物はいくらでも手に入れられるから、ついつい食べすぎてしまう。


これをくり返すと、排泄するよりも入れるほうが多くなり、体に余分な老廃物が蓄積され、



汚れた血が体内をめぐる結果、さまざまな病気になるのだ。






ところが、人問も意図的に飢餓状態をつくると、つまり「断食」をすると、



眠っていた排泄機能が一斉に目覚める。



断食中は、新鮮なビタミンと、ミネラルばかりのジュースと生姜湯くらいしか摂らないのに、





まず吐く息が臭くなる。舌に苔が生える。目脂も出る。加えて、小便の色が濃くなる。




黒褐色の便が出る。アトピー性皮膚炎の人は、湿疹がどんどんひどくなる傾向がある。



断食中は、排泄機能がフル回転しはじめるために、老廃物が一挙に体外に出るのだ。






もちろん、断食をしなくとも、人の体には「血が汚れる」のを防ぐ機能が備わっている。



たとえぱ、人間が砒素のようた毒物を飲むと、すぐに嘔吐してしまう。



明らかに毒物であると体が認識できる場合は、血液中に吸収する前に胃でストップして





体外に出す反応が起こるのだ。






これが胃を通過して十二指腸まで行ってしまうと、□から吐くことはできないため、



体は腸液、胃液、膵液を激しく分泌して、毒物をドロドロに包み込み下から出す。



これが下痢である。




食中毒を起こしたときによく下痢をするのは、こういったメカニズムが働いているからなのだ。












したがって、束洋医学では、発熱や嘔吐、下痢、発疹は






「血を汚さない」ための反応だと考える。






ところが、現代医学では、抗生物質や解熱剤、点滴などを使って、


この反応を抑えることに心を砕く。


発熱が十分に行なわれないと、体内の老廃物は燃えないし、


嘔吐や下痢をしないと、体内から老廃物は出て行かない。


つまり、血の汚れが一向にとれず、血を汚れたままにしてしまうことになる。












漢方医学には、「万病一元、汚血より生ず」という言葉がある。


「汚血」とは、字の通り汚れた血液のことである。








血の汚れを改善するには、運動や入浴によって体を温め、血行を促進すること、


過食を慎んで腹八分目にしてよく咀嚼し、血液成分のバラソスをよくすることが重要だ。


だが、もっと手っ取り早い方法が、「瀉血(血を抜く)」という民間療法である。



「瀉血」は、背中の皮膚に鍼を数か所刺し、吸い玉で血液を吸い出す療法だ。


瀉血すると、ドロドロした古血(お血)が出てきて、凝りや痛みが軽減する。


実際、肩凝りなど、血の流れが滞ったところの血を抜くと、


ブヨブヨと羊羹のような血の固まりが出てくることがあるという。










そもそも人間の体は、発疹を出したり下痢をしたり発熱したりして、


血液中の老廃物を処理し、できるだけ長生きしようとするものなのだ。



東洋医学からみれぼ、ガンさえも最終的な血液浄化装置なのである。



胃ガンなら吐血、肺ガソなら喀血、大腸ガンは下血、婦人科のガンは不正出血といった具合に、


ガンは必ず出血を伴うが、これらは換言すれば自然に行なわれる「瀉血」といえるだろう。







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        「体温低下」が、免疫力低下を招いている


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ここまで読んですでにおわかりの事だろう。


白血球の働きをうながして免疫力を高めることも、アレルギー対策も、


ガンが治るのももちろん、









すべては「体温を上げる」ことが鍵を握っている。









実際、ガンやアレルギー、膠原病など、


免疫システムの狂いによって生じる病気が増えている一番の原因は、低体温化にある。




昔の子どもは、体温が37度、大人は36度6分か7分程度であったが、


いまの日本人ば子どもも大人も35度台の人が多い。




ガン細胞は35度で一番増殖し、39.3度で死滅する。

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ここ重要です。






したがって、体温の低い人はガンの格好の餌食となってしまうのだ。


体温が一度下がると、37バーセソトも免疫力が下がるという説もある。


体温が上がれぼ白血球もよく動き、免疫力も上がるのだ。







新陳代謝が亢進し、発汗・発熱が激しくなるバセドウ病患者がガンになりにくいことや、


ガン治療にも古代ギリシャの時代から「発熱療法」があったことは、すでに紹介した。




「発熱療法」とは、体を発熱させることで、ガン細胞の増殖を止めようというものだ。





こんな話もある。



イタリアの医師グループの調査で、


イタリア・ローマ近郊のポンティンという村の沼周辺の住民は、


ここに棲む蚊に刺されてマラリアにかかり高熱をだしていた。






そこに住む住民にガンにかかる者はほとんど居なかった。






しかし、その沼を埋めて蚊が激減して、


マラリアにかかる者が居なくなったが、






今度はガンにかかる患者が激増したという。








ガンが熱に弱いという事が如実に判るエピソードではないか。






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            ガン治療のまとめ


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よってガン治療の要点は二つある。



■血液を浄化し、ガンの存在理由を消滅させる。


■体を温めるか、発熱を利用してガン細胞を消滅させる。






以上の二点に集約される。




つまり、



■過食を止める。


■体を温める。


■発熱を無理に抑えず、経過させる。




という事です。










当ブログでは、


実際に自然治癒力を上げる方法をこれから公開して行きます。











そして自然治癒力が上がってくると、


だんだん高い熱が出せるようになってきます。






そうなった時には慌てずに今回の記事を思い出して下さい。









前回も紹介した、熱が出た時の対処法をもう一度記しておきます。






■お茶以外の好きなもので水分を補給する。



■蒸しタオル(又は、レンジで温めるタイプのカイロ等)で後頭部を40分温める。




■そうすると一時的に熱が上がります。




■そして体の殺菌がおわったらサッ!!と下がります。





この時、熱があるときは動けるようなら動いてかまいません。


そのかわり熱が下がって来て平熱以下になる時があります。



その平熱以下の時は安静にして下さい。


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ここが風邪を経過する時に一番大切なポイントです。


その後、また体温が上がっても普通に動いて構いません。










ただし、発汗してもなおかつ40度以上の発熱がつづき、気力・体力が萎えていくようなら、


医師に診てもらいましょう。


(※基本的に新生児や60歳以上の方にこの方法はお薦め出来ません。)






また、下痢も薬の力で無理やり止めてはいけません。


体が毒素を排泄しようとして、起こしている反応だからです。


まずは体をよく温め、毒素をしっかりと排泄し、失った水分を補給することです。






このように風邪や下痢を経過させる事によって


ガンや大病にならない体を作って行きます。









ガンに対するイメージが変わりましたか?


難病と言われていたのはもう過去の事です。








ガンを恐れず堂々と生きて行きましょう!!!