本当の彼はどうだったのだろう
癌と聞かされて7年間
本当は泣いたりしたかったはず
やけにもなりたかったはず
なのに、いつも穏やかで
冗談まじりに
病人は商いの邪魔になる
俺の居場所はわかってる
そう言ってたけれど
本当は寂しいかったのだろう
今日は、彼がおった折り紙を見ていたら
折り紙で作ったイカの中に
寂しい
一言書いていた
だんだんと
彼がいない事が
現実が
受け入れて行かなければ
折り紙が
そう語ってるような気がします
まだ
時間はかかりそうだけど
やまない雨はないと
そう言ってくれた方がいた
そうだよね
彼の分も生きないと
わかってるつもり
遠くから見ていて
いつか
顔を上げるから
まだ少しまっていて