ある日の彼は、今日はお昼に時間作ってと
待ち合わせして、海を見ながらおしゃべり
今までの時間の話や
これからの話や
時間が足らないくらい
メールも毎日毎日、何通も
過ぎて行く時間を気付かないふりして
ある日私は疲れからか、腎盂炎で高熱を出した
点滴を打ってる間に彼が迎えに来た
俺が動ける間は
私の気持ちを守ってやると
強くなれと
誰よりも私を心配してくれた
たぶんこの頃から、日々体調が悪いのを彼は自覚していた
酸素の量が多くなってきていた
診察の日に、主治医が
苦しくないか?
苦しくない方がおかしいぞって
肺は3分の一しか機能していなかった
それでも彼は入院はせず
ギリギリまで
好きに過ごしていた
彼らしかった
もう覚悟を決めていたのだろう
とても強い生き方だった