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Go With The Flow

我が家の先天性水頭症いーちゃんと多脾症候群たけちゃんとバセットハウンドのドータンの成長記録なブログ。

付き添い中です。


一昨日心嚢ドレンが抜け、昨日胸腔ドレンが抜け、本日酸素オフに。



と言っても、プレイルームで遊ぶ時にはやっぱり93%を切る事が多いので、プレイルームに行く時は酸素を着けると言う制約付きです。



0.5ℓで数日流してベースが94%前後でしたが、やっぱりオフにすると92〜93%に落ちて来ました。

段々と上がって行ってくれる事を祈るばかりです。



これはまだ酸素着けてますが。




動いた方が回復が早い、と言われたので、一昨日から少しずつ病棟内を散歩してます。

昨日辺りはまだ、歩く時に前屈みで歩くのが辛そうでしたが、今日はスタスタ行ってしまうので、こちらが焦りました。



若い?って回復力凄いですね…




コロナの警戒レベルが上がり、付添は24時間毎の交代、面会も一日一人、とか厳しくなり。

プレイルームも1時間毎の予約制です。



病棟に3つしかないDVDプレイヤーを一つ借りていたのですが、今日術後で長期的に動けない子が入って来たからプレイヤーを返却して欲しいと看護師さんから申し入れがあり、もう一つのプレイヤーを病室内でシェアして使ってください、と。



病室内に小学生のオペ後の子がいますが、お父さんが付添していたりするし、流石に何かコミュニケーション取りづらい…



だったらウチのポータブルプレイヤー壊れた事だし、買うかな…と。



DVD観れないのは流石にキツい…

やる事無いし。



スマホも、家でWi-Fi使うから安いプランに切り替えてしまったから、動画は連続で観れないし…




それと、今日何度目かの入院付添いで、初めて病院のランドリーを使いました。



仮泊室にある洗濯機と乾燥機、通る度回ってんなー、どんな人が使ってんのかな、お金掛かるのかな?とか興味はあったんです。



病棟によっては、シャワーも病棟内のを使わせてくれたり、ドライヤーも貸してくれたりする所があります。



今は循環器病棟なので、シャワーは仮泊室の物を使います。



今回はなかなか長期入院だし、洗濯物どうしよーと思ってました。

で、ランドリーの中を見てみたら使用名簿に結構病棟の病室番号が書いてありました。

私的に仮泊室に泊まる人しか使えないのかと思っていたから目からウロコでした。



使ってみると、無料だし便利です。



病院内の構造も北と西の位置関係、この階段は何処に繋がる、とか分かって来て、移動も随分と楽になりました。



入院してから、エレベーター禁止にしていて。

動かないから、とにかく移動は階段で!と決めたのが功を奏して、病院内構造に少し詳しくなりました…何の自慢にもならないけど経験値は上がったような…





とりあえず、順調に回復傾向で有難いな。




明日は抜糸とCTらしい。




たけちゃん、やっとお風呂に入れるから嬉しいね。



入院はあと1週間位。



たけちゃんも頑張ってるので、私も頑張ります。


先生の予告通り、何と土曜日から一般病棟に移りました…



えっ。

ちょ、金曜に手術したんだよね?

本当に大丈夫なんですか。



金曜手術で仮泊室に一泊し、翌朝土曜日面会して、日曜にまた面会に行ったら一般病棟に移ってた、って事なんですが。



一般病棟と言ってもCCU寄りの、重度な患者用個室でしたが。



で、今日午後から付添で入ったら、大部屋に移り、ドレンはまだ心のう、胸腔に入ってますが、コンパクトな持ち運び可能なバッグになっており、酸素も0.5ℓに…

しかも点滴はルート確保のみ。



ちゃんと経口摂取をするように、と。



少しずつ回復してはいるものの、やはり挿管の後遺症で喉の違和感、痰絡みがあります。

咳をすると胸の傷が痛むので恐る恐るになり、食事もパサパサした物は飲み込みが難しい。



食事は昼、夕と麺に変更をお願いしました。



夕方トイレ!と言うので連れて行くと、何と500ccも出たたけちゃん。



まだ自力で歩けないから、トイレは車椅子で行きます。

ベッド→車椅子→トイレ→車椅子→ベッドの一連の流れもスムーズに行かない、胸の痛みもあるし、モニター&ドレンをぶら下げての移動は中々煩わしい。



あー。トイレめんどくさ。痛いし大変だから我慢しよ。



ってなって、最終的に500ccも溜めてしまう…

オムツしてるし、利尿剤も飲んでるんですがね。



何か、たけちゃんの精神力の底力を感じました。



おしっこ凄い色だったよ、我慢は良くない。





この調子で問題無く行けば、来週半ばには退院かな、と言われました。




やっと夕方から少し元気になり、アンパンマン のDVDを観る!と言う気力も戻って来ました。



とりあえずゆっくり、回復して欲しいと思います。




しかし、こんなに一般病棟に移るのが早いと雑に扱われてるんじゃなかろうかと勘繰ってしまいます。



CCUから一般病棟に移ったのも連絡無かったしな。



何か今回の手術入院は、色々と思う所があります。



まぁ、順調に回復してるなら良しとしますがね。




9時過ぎに面会に行きました。


既に人工呼吸器は抜管されており、カニューラでの酸素吸入をしていました。


たけちゃん、と声を掛けると目を開けて、あぁお母さん、お父さんだな、と言う目でこちらを見ました。



おはよう、頑張ったね、と言うと、うん、と頷き、手術は?手術は終わったの?と、ハッキリ喋ってくれました。

終わったよ、たけちゃん頑張ったんだよ、でもまだねんねしてないと、痛くなるかも知れないし、早くお家に帰れないから、今はゆっくり眠るんだよ、と言うと、うん、と言ってまた目を閉じました。



その後も、時々目を開けて炭治郎のぬいぐるみ(手術室に持って行ったのが感染予防でビニール袋に入れられていた)を袋から出して欲しい、両手が抑制されてるので解いて欲しい、僕のテープ(家で工作にやたらと使いまくってるヤツかな?)がどっか行っちゃったよ、どこにあるの?喉乾いたからさっきお水貰ったよ(これは本当に飲んでた!)等、色々ハッキリ話してくれ、衝撃でした。



昨日よりだいぶ血色も良く、酸素は1リットルでSpO2.93〜95%。



人工呼吸器は昨日の夜中12時に抜管した、出血もそんなに酷くなく、諸々の数値も安定している、今日のお昼から食事を再開(食べれるなら食べて良い)、最短でもしかしたら明日中には一般病棟に戻れるかもポーンポーンポーンと。




前回の手術は1歳9ヶ月。

今回の手術は5歳10ヶ月。


前回のフォンタン術の時は濃胸→乳び胸と重なり、入院から退院迄1ヶ月以上かかりました。



CCUから一般病棟に移るのに5日。

今回も一応4〜5日だと言われていますが。


最短で3日とか、まだ分かんないけど実現したら凄い…


これが5歳児の体力か、と。





毎回手術の度に、大きな不安に駆られます。


あぁ、暫く皆んなでご飯食べれないな。

一緒にお風呂入れないな。

一緒に寝れないな。

好きな時にほっぺにチュッて出来ないな。

沢山ギューって出来ないな。

可愛い笑い声が聞けないな。



そして今回の手術で万が一の事の起きる確率は3〜4%。



もしかしたら。


今迄の生活が、当たり前で無くなるかも知れない。

自分の人生で一番大事にして来た物を失ってしまうかも知れない。



考えないようにとは思うけれど、どうしても拭い切れない、漠然とした不安。



生きる為に必要な手術が、何もかも失うかも知れない死と隣り合わせである事が、とても怖い。




生きているって、本当に有難い事ですね。


私達が選んだ、「共に生きる」と言う選択を、全力でサポートしてくれる医療がある事。



本当に有難い。



明日も会いに行くよ。

たけちゃん、一緒に頑張ろうね。