私はコートも脱がずに泣きながら一気に不仲な夫のこと、毒親の両親との辛い思い出を話した。
一息ついてカウンセラーの方はこう言った。
「お母さんはもちろん、誰も悪くありません」
私は娘がうつ病を発症したのは
「私が油断したせいだ」
「夫と不仲なせいだ」
「私の親が毒親なせいだ」
と思っていたから一瞬固まった。
彼女は続けてこう言った。
「同じ環境でもうつになる人とならない人がいます。どこでいつトリガーが引かれるかなんて本人にも誰にもわからないんです。」と。
カウンセリングは彼女のものしか受けたことがないけれど、この言葉は今でも私をとても救っている。
許されるなら消えてしまいたかった私を踏みとどまらせてくれた。
その言葉を聞き私はまた泣いた。