周囲の人に勧められて

カウンセリングの日を予約した。


あの頃は娘はすぐに元気になると思っていたから周囲の人にもそれほど重苦しい空気は出さずに

「娘がちょっと心身ともに調子が悪くてね」と話していた。


今となっては

どれだけ甘い考えだったか。


聞く側も

「ちょっと休んだらすぐ良くなるよ」

「思春期だからね」

と軽めに励ましてくれた。


それでも頭の中は


「どうして私がカウンセリングを受けることになったの?なんで私がこんな目に遭うの?」


と胸が潰れる思いだった。


自分を犠牲にして色々と頑張ってきたつもりだった。


これは何かの罰ゲームなのか。


ほんのちょっと油断しただけで

こんな目に遭うなんて

前世で悪行でもしたのだろうか、と

ぐるぐる考えていた。


そしてあるとても寒い日、

私はほとんど眠れず

重い足取りでカウンセリングへ向かった。