TV番組で、リノベーションを手がける建築家の特集をやっていた。


大学で、学生さんがプレゼンする。

安全な通学路の為に◯◯センターを壊す。

建築家が驚きの声をあげる。

由緒ある建物を壊す?

君には地元の思い入れはないのか。数字だけでは見えない人々の記憶。

建物と、周辺の歴史を学びなさい。


じーんとした。


勿論安全は最優先すべき。利便性もそう。

じゃあ古い建物に価値はないのか。


記憶の中にあった建物が無くなっていた時の悲しさ。


東日本大震災のあと、学生に描かせた未来の故郷。

近代的な都会ではなく、山に囲まれた田園風景

だった。


やっぱり記憶に残る風景が1番なんだなぁ。