やはりこの日は避けては通れない。

各局でやっている報道番組に胸がぎゅーってなる。

13年。

中学生だった子も大人になって子供までいる。

小学生だった子も大人になってる。


その日は息子の中等部の卒業式だった。

雪が降り在校生の見送りは廊下だった。


帰り実家に寄る予定が、娘がインフルエンザになり

家に置いてきたので、早々に帰った。


仕事に行こうとしたら、地震が起きた。

富山で感じなのは、揺れた?って程度。


ただ、TVでは、見たことがない光景が映っていた。

私は仕事に行かず、娘を膝に抱えたまま動けなかった。

何が起きている?日本なのか?

津波が来ているのがわかっているのに、教えてあげることもできず、流されていくのを、ただ、

見ているだけだった。


なんという無力


あまりの無力さに落ち込んだ


そして、今年、能登の地震が起きた。

なんと、お墓が崩れていた。


墓石がずれたってレベルではなく、新しくせざるを得ない状態になっていた。


主人のお父様が建てたお墓

私達の代でもう1度建てることになるなんて

思ってもみなかった。