ちょっと違う視点から書いてみようと思います。
著書“五体不満足”で有名な乙武洋匡さんがTwitterで
『今日、お誕生日の人おめでとう!』というようなツイートをしていました。
それを見て思い出したことがあります。
私の高校の友達に9月12日が誕生日の人がいます。
友達は『テロの次の日なんだよ!?
みんなテロのことばっかりで、誕生日のことなんて忘れてる。』
とよく言ってました。
それを思い出して。
私が高校生の時は、9.11から5年以上が経っていました。
それでも、その友達は
海の向こう、遠いところで起きた悲しい出来事の次の日が誕生日だということを
そういう風に感じていた。
だったら。
3年前に日本で起きた悲しい出来事の、まさにその日が誕生日の人は
私の友達よりも、もっとそういうことを感じているのかもしれない。
そんなこと考えたら、悲しくなっちゃって。
日本の、いや世界の歴史に残ることが起きたのだから仕方ないことなのかもしれない。
日本の今日は、少なくとも3年目の今日は
お祝い出来る雰囲気じゃない。
でも、上手く言えないけど…
誕生日とかその他の記念日を心からお祝い出来ないのって悲しいです。
毎日、どこかで誰かが死に、どこかで誰かが生まれている。
誰かにとっては悲しい日、誰かにとっては喜ばしい日
今日は忘れてはいけない日です。
でも、あなたが生まれた素晴らしい日であることも忘れてはいけません。