こんばんは。

来週から通常営業なめんどりさん。

夏休みが終わると、学生で混み混みになる電車で、じわじわブログを書いてます。

月一メンテナンスの臨床心理士さんの所に向かいます。

今日のタイトルは、スクールカーストに関わる話ね。

いじめとスクールカーストは、切っても切れない関係だし、スクールカーストの概念が言語で表面化したのは十四、五年ぐらい前からだけど、実際は五十年以上も前から、学級内の、教師が意図しない子どもの序列は存在してるわけだ。

アラフィフめんどりにしても、自分の同級生の誰がスクールカーストで上か下かが、なんとなく思い出せるし。

小中高の話ね。

大学は、今の時代はスクールカーストがあるのかもだけど、めんどりに関して言うと、授業ごとに人が入れ替わるし、めんどりが卒業式の時に証書もらってたら、あれ？あの人学外じゃなかったの？とザワつく有様だったし。

…数人の友達以外は、めんどりを学外の人と認識する有様で、友達大笑いしてたし。

大学以外は面倒くさい人間関係がたくさんあったな。

スクールカーストはそれをわかりやすく可視化した言葉のひとつ。

令和の世の中でも、スクールカーストに悩まされる子どもたちは相変わらず多いわけで。

今日明日あたりは、首都圏の小中学生は来週から始まる新学期とか、夏休み明けとかで、子どもによっては憂鬱な気持ちになっている子もいるでしょう。

今は亡き樹木希林さんが、夏休みの終わりの日は自殺する子どもが出やすいって、嘆く言葉を出していたけど。

本当に今日明日は、学校絡みの仕事のめんどりは、気にしていたりするんですよ。

学生時代、多少の問題はあれども、そこそこに学校とうまく付き合えた…と思われるめんどりでも、夏休みが終わる日が憂鬱だったことが多かったし。

めんどりはたぶん、勉強とか運動は苦手ではなかったから、幾分マシだったんだろうけど…

…人間関係が苦手で、これに勉強ができない、運動ができない…が加わったら、本当に居場所がなかったと思います。

今、夏休み明けに学校に行きたくないと嘆く子どもたちの中には、スクールカーストの下の方で、学級にいるのが息苦しい、いや学校にいること自体がもう無理、と思う子が少なからずいるでしょう。

スクールカーストの息苦しさって、アラフィフめんどりでも、思い出すだけでしんどい。

同級生って。

何であんなに偉そうにできるんだろう。

根拠のない自信はどこから来るんだろう。

友達にひどいことをする奴に良い顔されても、何か信じられないな。

真面目にやると笑われるし、さぼると貶されるし、超面倒くさい存在。

めんどりが同級生に対して感じていた思いは、大体こんな感じ。

…あまりにもウザかったんで、めんどりなんぞ、同窓会に呼ばれても一度も行ってないもんな。

んで、めんどりの小学生の時からの友達に後で言われるわけだ。

…めんどりさん、高校出て大学行ったら話しかけられない雰囲気になっていた。ってみんな言ってた。

そりゃあね。

今の時代の陰キャで、スクールカーストは下の方のめんどりが、死ぬほど頑張って大学はそれなりの学校に行き、イベントコンパニオンまでやって、広告のモデルなんぞやったら、陽キャ組は呆然でしょうよ。

めんどりは大学受かった時、嬉しいとか当然とかじゃなくて、何かとんでもないことになった、と思ったし。

…大学合格の時は勝手に胴上げされ、大学卒業の時は袴姿を日本武道館で勝手に写真を撮られ、どっちも新聞に載せられちゃう、わかりやすい女子大生デビューと引退劇が待っていたんですな。

イベントコンパニオンの時は、165cmちょっとのめんどりがヒールはいても一番小さいって、どんな世界やって思ったな。

高校卒業から一年ぐらいは、高校と大学の違いに青ざめる日々で。

典型的な陰キャ高校生めんどりには、大学の扉を開けたら想像の上を行く世界が広がってた。

田舎のヤンキー高校の女子の背の順だと、25人中後ろから3番目だ。

それで一番小さいって言われちゃうめんどりは、どれだけ狭い世界にいたんだろう。

小中高のスクールカーストなんて、住む世界が変われば当てにならないなって。

ブログだから自分語りバリバリだけど、要はスクールカーストなんてちっぽけな世界に過ぎないってこと。

スクールカーストなんて、今のめんどりからすれば金魚鉢とか水槽みたいなもの。

でも、そこから出られなければ、本当に地獄なんだ。

義務教育の中の人間関係って、本当に逃げ場がないし、高校も地元になったら似たようなもんだし。

夏休みでつかの間の平穏を得ても、また崩れるのかと思うと、夏休み明けに学校行きたくなくなるのはよくわかります。

義務教育の子どもたちや高校生が、スクールカーストで追い詰められた時に、家庭の理解がなかったら本当に居場所がないんだよな。

家と学校以外の機関……以前、学校行きたくない子はおいでと、どこかの図書館がツイートしてたけど、本当にこういう場所ってないんだよな。

フリースクールは、親の許可がないと入れないし、子どもが本当に追い詰められた時に、学校と家庭以外の公的な場所があったらとめんどりは思います。

このブログは閲覧者のほとんどが30歳以上だから、本当に思いつめている子どもたちには届かないだろうけど。

どうか。

夏休み明けに学校行きたくないからといって、たった一つの命を散らすことがありませんように。

命を散らすぐらいなら、補導されてもいいから、学校とは違う場所で…

空を眺めて過ごしてもいいと思う。

めんどりは時々空を眺めるけど、一日どころか一瞬でも同じ模様になることはないし、その中に時の流れを見ることができるから、一、二分は楽しめます。

子どもめんどりも、狭いスクールカーストで悩んでいた頃、よく空をながめていました。

いつか、抜けるような青空の下で笑う日が来るのかなって、思っていて…

その日が来たのは、大学合格発表の日でした。

今日と明日。

暗い気持ちでいる、スクールカーストに悩む子どもたちが、未来を切り拓けますように。

スクールカーストなんか、未来に持っていっちゃ絶対だめだよ。

めんどりは、苦労して入った大学やらバイト先やらで、小中高の知り合いに会うことが少なかったおかげで、スクールカーストを未来に持ち込むことはなかったけど、大人になってもスクールカーストに引き摺られてる人が少なからずいます。

…小中高の同級生だからって、なんでそんな奴に引き摺られるの？っていう場面を何度か見ましたが、小中高時代にスクールカーストの上位だった人が、偉そうにしてくる場面って、たまにあるわけで。

めんどりから見たら、スクールカーストの上位の人が、裸の王様になってるのがかなり笑えるんですが、本当に小中高の人間関係って、面倒くさかったし、それでいて人を追い詰める怖いものでもあったと思います。

スクールカーストを未来に持ち込まないで。

もっとわかりやすくいうなら、嫌いな人達を自分の未来に招待しないで。

そのためにする色々な努力は、絶対無駄じゃないから。

めんどりは今日明日をゆっくり過ごし、夏休み明けの学校でまた頑張ります。

未来に持ち込んじゃだめ。