こんにちは。

めんどり夏休み。

数日後にめんどりは旅行に行く予定でしたが…

何年ぶりかの沖縄だったのに！

またしても沖縄に行けなかった、雨女どころか嵐を呼ぶ女めんどりですが。

忙しいから、一泊二日だけだったんだけど、それでもすごく楽しみにしてたんだ。

キャンセルで浮いたお金で、午後から近場で買い物しようと決めためんどりは、午前中に家事を済ませ、洗濯機がまわるのを眺めながらブログ書きます。

さて。

遊んでばかりのアラフィフヲバめんどりですが。

学校絡みのお仕事なんで、子どもが来なけりゃ夏休みが当然発生しますが。

夏休みだからこそ、めんどりが助けたい人もいるんです。

めんどりが今までにやった、非公式な学校のお手伝い。

①支援学級のお子様お預かり

20年前にめんどりが先生やっていた頃、重度の知的障害を持つお子様の夏休みの過ごし方で、保護者と話したんだけど、とにかく大変で。

多動ありなんで、一日中家にいると、それなりに家の中がごちゃごちゃになるわけで。

それが30日続きます。

この頃は放課後デイサービスなんて、ほとんどなかったからね。

お家の人がまいっちゃうなんてのは、想像がつくわけで。

めんどりとお話した保護者が、とても学校に協力的だったので、めんどりは夏休みの一日だけでも助けてあげたいと思いました。

偽善者と言われればそれまでですが、支援学級のお子様も、三十日連続で学校に来ないと、学校生活のリズムが崩れまくるので、お盆休み前に丸一日、学校でお預かりをすることにしました。

めんどりと支援学級の先生三人、そしてこの考えに賛同した若手の先生二人の計六人。

それに対して支援級のお子様六人で、同じ学校に通うその兄弟三人。

当初支援級の子だけとしたんだけど、お家の方々がハウスクリーニング入れたり、平日の用事を済ませたいということもあり。

急遽弁当持ちで参加を認めました。

学校の先生六人揃えば、プールもできちゃうから、サービスで1時間プールタイムつきだ。

これは大きかったな。

今じゃ安全がどうのこうのだの、勝手に登校日がどうのこうのだの、こういうことはできなくなったけど。

夏休みの支援級のお子様お預かりは、その後十年続いたそうで。

めんどりも前に、チラリとブログに書いたけど、夏休み中の支援級のお子様お預かりは、放課後デイサービスが活発になるまでの間、こんなふうに何回もやっていて。

今じゃ学校が忙しすぎて、責任の所在がどうのこうので難しいからできなくなったけど。

たった一日だけど、広いプールで夏の一時を過ごし、昆虫採集やら、家庭科室で調理やら、体育館でドッチボールやら、準備はめちゃくちゃ大変だけど、その後10年支援級の行事として続いたから、ニーズはあったんだよね。

めんどりはめんどりで、転勤しても別の形でこんなことを何度かやってました。

学校プールは、その存続が危ぶまれる地域が増えたけど、プール運営で安全が保てる人員配置ができるなら、学校の水泳学習以外の使い方もできるわけで。

水泳学習以外の使い方…

こんなこともあったな。

②ついでに体洗っちゃえ

令和の世の中でも、貧困にネグレクトで、電気が止められたり、風呂に入れなかったり…というお子様がたまに発生します。

平成のある夏。

めんどりは、教え子二人に夏休みのプール開放に来るように言ったことがありましたが。

これはこの二人が、お風呂も数日怪しくなることがあり、衛生管理に加えて夏休みの生存確認も兼ねての対策。

めんどりが勤めた学校は、こういう子が各クラス二人か三人いたので、夏休みのプールついでに、更衣室にあるシャワーを開放し。

そこにせっけんをひとつ置いておくと、せっせと頭を洗う子が誰かしらいました。

今じゃあり得ないけど…

プールに来る子の中には、朝ごはん抜きの子もいるんで、健康と安全上そういう子がプールに入れるよう…

プールの隣の職員室で、なぜかラップおにぎりを持ち、教え子にチンして食べさせちゃった、若めんどりがいました。

誰も来ない菜園のトマトを食べさせた、ベテランの先生もいましたね。

冗談抜きで、親の都合で栄養失調やら不利益を被って困る子どもが身近にいたので、プール開放と称して、救済措置をこっそりやってました。

かなり暑い日は、プール入ってる間に着てる物を、家庭科室や保健室の洗濯機に放り込み、水着姿で洗濯をしていた六年生もいましたな。

洗濯機の使用は、先生から許可をもらっていたけど、この子のほかに何人かが週一回、ロング昼休みの時間も体操服を洗濯していて、遊べなくてかわいそうだったな。

施設に行くか行かないかの貧困児童だと、ここまでやるんだよね。

洗濯タイムに加えて、放課後のシャワータイムもあったな。

これって学校の仕事じゃないけど、子どもが親のせいで不利益被るのは理不尽だし。

学校のプール開放も、地域への施設提供だけじゃなくて、子どものライフライン確保のためでもありましたね。

今は安全上の理由で、プール開放はありませんが。

ネグレクトやら貧困で、夏休みに大変なことになっている子どもたちは、今の世の中では、どこに行ったらいいんだろうな。

もちろん、大半の子供は普通に夏休みをすごしてるでしょうが、機能不全家族通り越して、生存が危ぶまれるほどの状況下の子どもたちは、本当にどこに行ったらいいのやら。

めんどりは夏休みに、畳に寝転んで思うわけです。

非公式な夏休みのお手伝い