こんにちは。

学校回りのめんどりが、所々で出会った大人の学校の怪談を綴ります。

尚、めんどりは使えない霊感持ちで、沖縄でいうところのセジ高のサーダカウマリらしいですが、学校は確かにその手のものがいるかもね、とめんどりは思いながら過ごしています。

でも、めんどりの学校の怪談は、生きてる人が起こすんで、ある意味見なかったことにできないんで、そういうヤバさがあります。

それでは書きましょうか。

①毎年講師を潰す人

学校には正規教員の他に、児童数の変化に伴う学級数調整や、産休代替で呼ばれる臨時講師がいます。

産休代替だと、2年連続して同じ学校に勤め続けることもありますが、続けるはずの産休代替講師がいなくなり、別の講師が採用されることもありまして。

実は正規教員と一緒に学年を組んだ臨時講師が、正規教員の執拗ないじめに耐えられず、次年度の継続を拒否して辞める…なんてことがありまして。

仮にAという正規教員が、一緒に組んだ臨時講師のやり方が気に入らないと言って、陰でネチネチやった結果。

…気がつけばA先生と組む講師が毎年逃げ。

3年連続、A先生と一緒に学年を組んだ講師が年度終わりに退職しました。

…正規教員がなぜA先生と学年を組まないのかって？

学年の担任の割り振りは、管理職が決定します。

管理職はA先生と他の正規教員を組ませると、正規教員が壊れて療養休暇に入ってしまったことがあるので、それを知っていて、臨時講師を組ませるとか。

指導力はあるんでしょうけど、出会いたくない人種です。

めんどりも二年前同じようなことがあったな。

②職員室に避難する理由

①の話に関係しますが、ヤバい先生が職員室にいると、職員室が殺伐としていて、居心地が悪いんですが、その居心地が悪い場所と知りつつも、職員室で仕事を続ける方もいます。

学級で仕事をした方が、テストの丸付けやら教材研究やらがしやすい、ということもあるんですが、敢えて職員室に戻り仕事をします。

めんどりは知ってました。

A先生が帰った途端、一緒に組んでる講師の先生が、仕事道具持って自分の教室に上がるんです。

…この間、講師の先生、時間割を間違えたことをA先生に執拗に怒られていて。

めんどりがわざと、靴音を響かせて近づいたら、A先生は何事もなかったように自分の教室に戻ってましたが。

…陰湿なやつだな。

絶対いじめっ子だっただろ。

講師の先生が一人でいるところをつつくんだよ。

めんどりは、色々な学校回るからわかるんだよ、そういうの。

こういう奴って、人前で怒ると人権がどうのこうの言うくせに、陰でネチネチやるんだよ。

むしろ本当に悪いことしたなら、みんなの前でも注意すりゃいいのに。

めんどりは講師の先生の机に便箋を入れます。

校内ではなるべく、人のいる場所にいてください。私は去年から似たような場面を何度も見ています。

敢えて詳細を書かず、どうか講師の先生に意味がわかるといいんだけど…と、願いながら様子を見ます。

そんなわけで講師の先生は、いつもA先生が帰ると教室に向かい、ホッとした顔で仕事をしています。

③入るのが当たり前みたいに。

これはめんどりも直撃を喰らいました。

めんどりが転勤してすぐの話。

通勤手当やら給食費の振込用紙やらは、年度初めに事務主事からいただき、めんどりは記入して提出しますが。

数日後に、個人連絡ロッカーに振込用紙がぺらりん。

めんどりが大嫌いな、日○組の組合費振込用紙が入ってましたとさ。

…神奈川県は加入者多いからな。

ただ、めんどりの隣の先生が、唯一の非組合員だったので、振込用紙見るなりシュレッダーに放り込んでたため。

めんどりも他の書類と一緒にシュレッダーに放りこみましたとさ。

べつに何も言われやしませんが、今は教員以外にも勧誘するというか、何だかなあって感じ。

一般の社会と明らかに違う雰囲気の組合活動。

めんどりは距離を置きまくってますが、組合の力の弱い県に勤める従姉妹や親族は、とにかく逃げまくれというばかり。

神奈川に住む限り、他に語れぬヤバさは続くんだろうな。

めんどり、隣が墓地で色々感じる職場だけど、そこにいる人間の方が怖いから、多少の線香臭さや、廊下の一部分の空気が生暖かかろうが大したことはありませんわ。

ひょっとしたら、学校現場は霊界より魑魅魍魎かも。

久々に大人の学校の怪談