こんばんは。

めんどりは出張の寄り道で、15分程川崎大師をのぞきました。

コロナ禍で店を閉めてる所が多いし、護摩焚きの最終時間が迫ってたから、人は少なくて。

入道雲がもくもくだ。

めんどりは、今度厄払いに改めて行きたいので、出張帰りにちょっと寄って様子を伺います。

ここに来るのは二度目です。

厄除けに強いとされる川崎大師。

厄払いの理由は、今までのブログに書いた通り、令和2年度が最低だったから。

今、大丈夫ならいいじゃん。

いやいや…

めんどりが厄払いしたいと思ったら、やれる時にやりましょう。

だから今日は下見ついでにちょっとお参り。

青空の下の川崎大師で思うこと。

めんどりに限らず、厄払いしたい、お祓いしたいと思う人は少なくないはずです。

実行に移すかどうか、効果があるかどうかは別として。

めんどりは、令和2年度は史上最低な一年を過ごしました。

転勤で逃げることになりましたが、めんどりみたく反りの合わない同僚と組まされて、精神を病む人が色々な所にいます。

そういう人に逃げちゃダメなんて、めんどりは絶対言いません。

精神を病むと、本当に自分の行動がおかしくなることも、動けなくなることも、令和2年度に身を持って体験しましたから。

抑うつ傾向で、うつ病か適応障害の疑いで1ヶ月の休職を勧められるも、結局休めず、転勤で解き放たれためんどりは思うわけです。

本格的ににうつ病と診断された人、適応障害と診断された人は毎日が大変だと。

めんどりは、前々からモラハラやパワハラが見られる人と一年間組まなければならず、毎日気が重かったです。

なるべく職場の中では人のいない場所に行かないようにして。

胸ポケットの中には、携帯電話かボイスレコーダー入れてたし。

生きた心地がしないとは、こういう事だと思いました。

上司いわく、だいぶめんどりは回避してたらしいけど。

回避した？

めんどりの前に組んでいた人は、パワハラとモラハラの直撃を食らってたのか。

あんなに嫌なことしか言わない人、もう二度と会わないけど、本当にダメージを喰らいました。

嫌な職場、嫌な上司、嫌な同僚が原因でダメージを喰らう人は色々な所にいます。

ダメージを喰らわないためには、その嫌な職場や人から離れるのが最善なんですが、それがすぐにできなくて苦労するわけで。

特に若い人。

めんどりみたく、ベテランと言われてしまう勤続年数でもこういう事態になるのに、若い人が仕事を建前にパワハラやモラハラに晒される機会が多いのは、容易に想像がつきます。

めんどりも、若い人が辞めていくのを何回も見てきました。

辞める時に周りが言うこと。

安定してるのに。正規職員なのに。次はなかなかないよ。

いや。

いくら世間で安定してる、正規職員でも、当事者が安定してると思わなければ牢獄同然なんだよ。

かく言うめんどりも、旧郵政省元職員。

わずか半年で脱走しましたから。

だから、安定してるとか正規職員だとかは、辞めたい当事者が不安定になるなら、全く意味を成さないんです。

めんどりなんぞ、氷河期の公務員を捨てた時に、もったいないもったいないと言われましたが、今の仕事をずっと続けて、ようやく言われなくなりましたな。

新卒を武器に正規職員の椅子を手に入れても、それが剣山だの針のむしろだったら、座り続ける理由はありません。

自分が傷ついて、病んで、動けなくなるほどなら、逃げられるうちに逃げて欲しいです。

何のために稼ぐの？

コロナ禍で働き方改革なんて言ってるけど、それ以前に働けないほどおかしくなったら意味ないし。

てか、ここ一年、やたら人身事故多くて、それがめんどりの歳の半分ぐらいの人ばかりで、すごく悲しくなります。

実はめんどりは、仕事で遅くなった3月のある日、乗ろうとした電車の反対側のホームの通過電車に飛び込んだ人身事故に遭遇しました。

不幸中の幸いにも、乗ろうとした電車が盾になって見えなかったけど、反対側のホームで物凄い警笛と急ブレーキでの音で、人身事故だと一瞬でわかりました。

火花も散ったな。

当然、めんどりが乗ろうとした電車も動かず、めんどりは駅を出て、別の鉄道会社の駅に向かい、回り道をして普段の3倍の時間をかけて帰りました。

駅を出る前に見た異様な光景。

iPadで実況を始める悪魔。

携帯で撮ろうとする悪魔。

なんで悲惨な状態の中で、平気でそんなことできるのかな。

外見は普通に見えても異常だよ。

めんどりは電車に飛び込んだ人よりも、その姿を撮ってる悪魔が本当に何人もいるんだと、そっちの現実にゾッとしました。

人の姿してるけど、多分悪魔でしょ。

だから、こういう悪魔が職場にいたら、そりゃあ職場で病む人がいたり、身投げする人がいたりするよなと、妙に納得したわけですが。

てか、その前に。

めんどりは白状することがあって。

めんどりは３月は2日しか休めなかったのは本当ですが、その人身事故が起きた日も夜遅かったんです。

電車に乗る数分前に、本当に仕事が嫌になって、電車に飛び込んじゃう気持ち、何となくわかるな…と思いながら、ホームに向かってたんです。

めんどりがホームに止まってる電車に乗ろうとしたら、向こう側で…だったから、めんどりはハッとしたんです。

死にたいなんて、口に出さなくても思ってもダメだ。

めんどりは、自分だってかなり今まずい状態だなと、他の鉄道会社の駅に向かう時に思いました。

人身事故を撮る悪魔もまずいけど、仕事が嫌で電車に飛び込んじゃう気持ちがわかるなんて、軽々しく思うめんどりもかなりまずい。

とにかく早く転勤の日が来てほしいと、めんどりは日付けが変わるぎりぎりの時間に家に戻りました。

…こうやって、やっと回想できるようになったけど。

本当にめんどりより若い人たちが、自ら命を断つ事件を耳にする度に思うんです。

逃げちゃダメなんて思わないでほしい。

命を断とうと思わせるほど、やばい所や人がいるなら、全力で逃げて下さい。

チキンだのビビリだの、情けないだのと言われようが、離れた方が良かったと言える日が来ます。

めんどりも何度か逃げましたから、それは間違いないと思います。

自分の可能性を自分で断つほど追い詰める場所や人なんて、価値ないですから、ひとつしかない自分を守ってほしいです。

逃げちゃダメなんて思わないで。