直近11/06に発表された第4四半期の決算の数字を見ていきたいと思います。
流動資産合計は1275百万円 流動負債が4117百万円となっています。
流動資産に対して、流動負債が大きいということは、直近1年間で返済しないといけない金額が資産合計を越えているということになります。
負債を返済できないようなことがあれば、それこそ問題のため短期借入金を長期入金に変更し対応するのではないかと思いますが、
財務状況としてはあまりよくない状態と判断できるかと思います。
GPに関しても前年が41.9%に対して、今回は39.9%と2ポイントダウンしています。
今回この記事を記載する前に、IRに確認を入れたところ競合が表れているとの情報をキャッチしました。
つまりは、価格競争になり、価格を下げざる負えないような状況が発生しているのではないかと思います。
その結果GPが下がっているのではないかと推測します。
財務状況を見ると冴えない状況が見て取れます。デコルデHDはありがたいことに月次を出していただいているので、
月次の数字も確認していきたいと思います。
12/5の11月速報値ですと、前年比96.7%と前年割れという状況です。
前年よりも店舗数は増えているものの数字としては100%を下回るというのは、何かしらの逆風が吹ていると考えた方が妥当だと思われます。
10月の月次が99%で、11月が96.7%といういうのも投資するにあたり、不安が残る状況かと思います。
ただ、大株主にMIXIがおり、デコルデHDの時価総額が29.8億というところから、TOBをかけられる可能性はあるかもしれません。
ただ、現状の数字から投資する判断はできず、様子見とするのがよいというのが最終判断となります。
七五三でカメラマンが多くいたので、業績が良いかと思ったのですがそうではないのは意外でした。
もしかしたらこの業界はレッドオーシャン化しているのかもしれないですね。
次なる銘柄を探したいと思います。
では、また次回。