はい、今回は資金計画です。
私は何も知らない状態から始めましたので正直いくら必要なのか見当もつきませんでした。
当社は賃貸借で初めていますので物件購入等よりは初期費用が掛かっていません。
しかし賃貸であっても敷金、礼金、2か月分の賃料、保証会社の保証料、火災家財保険、共益費など掛かってきます。
一般的なアパートで家賃3万5千円ほどですと大体一部屋15~17万掛かります。
スタートアップ時に5名定員で6部屋借りるとしたら90~102万円掛かります。
ですのでアパートタイプでやるのでしたら部屋代はざっくり100万掛かると思ってください。
次に掛かる費用としては消防設備が必ず掛かります。
特定小規模火災報知設備で間に合うのでしたら15~20万円ほどで考えておいてください。
あとは用意しておく家財、家電により必要な金額が変わってきます。
カーテン、レースは設置するのであれば必ず防炎使用の物が必要です。
アパートタイプでグループホームをやるのであれば各部屋に家電もあったほうがより自分の生活リズムで生活出来るでしょう。
冷蔵庫、洗濯機、電子レンジがあれば大体大丈夫だと思います。
火器使用は火災のリスクが高いので当社では必要な方はIH使用をお願いしておりました。
といっても自炊する方のみで朝・夕グループホームで食事提供していたのであまり使用希望される方はおりません。
スーパーが近いのでお昼は皆さん好きな物を買って食べています。
こういった自分の好きな物を食べる。自分で購入する。それも地域のスーパーで。
とても自然に地域で生活しているきっかけになり良いと思います。
こういった自然な自立が郊外の山奥にグループホームを作ると溶け込みにくくなります。
決まった時間にみんなで車に乗り買い出しに行く。という流れになるでしょうがどうしても管理的になっていきます。
障害者グループホームが生まれた原点は地域の中で家庭的に自然に過ごすというコンセプトから生まれています。
ですから入所施設とは相対的に管理的であってはならないのです。
グループホーム内のルールなどは可能であれば入居者から出た意見など横の繋がりから生まれるものが良いでしょう。
そういった意見が本当に生活に必要なルールなのでしょうから。
開業時にルールを決めておかないと統制が取れず混乱すると思うでしょうが最初はそれでいいと思います。
こちらの枠に全てはめて生活させるのが家庭的と言えるのか。自立援助(自己決定支援)と言えるのか疑問です。
という私も数々の過ちや失敗をしていますが無駄な過ちは一つも無いと思っています。
全て今後の人生に生かせると信じて生きています。
あっ、脱線しましたが。結局ハード面だけでも150~200万円は掛かると思っておいてください。
これに人件費、会計システム(税理士顧問料でも可)、通信費、消耗品、家具、パソコン、プリンター、事業保険、採用費、健康診断、社会保険料、金庫、鍵付き書庫、調理器具等々必要です。
ですので最低600~800万円用意出来れば開業できるかと思います。(入居スピードにもよりますが)
設立当初の法人でも300万円程度であれば政策公庫も貸し付けてくれるかとは思います。(事業計画がまともであれば)
ですので自己資金もある程度(300~500位)準備されていたほうがよろしいかと思います。
障害福祉事業と経営者に必要な本