私の所属していた部隊は普通科といういわゆる歩兵部隊に所属していました。最前線を想定している部隊ですので体力と射撃能力や判断力が大切な部隊です。

しかし別な道も無いものかと日々考えていたところ、ふとポスターが目に留まりました。
普段は気にも止めていなかったのですがその日はピンときたのでした。
ポスターには様々な自衛隊内で様々な職種の募集が書かれているものでした。その中に准看護士試験の募集がありました。
自衛隊内には准看護士の養成所があり卒業後は准看護士資格と衛生科への職種転換が可能となります。
これだとすぐに思い立ち試験に望んだのです。
試験を受けたのは全国の自衛官何名受験したかは不明ですが合格出来るのは100人です。
高校卒業後2年経過していたのでわからない問題点もありましたが何とか埋めることは出来たのは覚えています。一番困惑したのはシグマの計算問題が解き方が思い出せず苦戦しました。

ひとまず試験は終え無事合格することができ青森の部隊から宮城県仙台の准看護士養成所に転勤となったのでした。

続く