日々、喧嘩してる私達

なるべく喧嘩にならないように

言いたくてもグッと堪えたり、

最小限の喧嘩で終わるよう

言葉をはしょったり…




今日は彼1人の休日

ほんとなら、昨日の夜、娘を泊まらせて一緒に眠りたかったんだろうけど

急だったから、連絡係りの彼のお父さんが元嫁と連絡取れず

結果、本当に彼1人の休日になった


それでも、引っ越しの日の天気予報が雨なので、濡らしたくない荷物(釣り道具や大事にしてる靴やら)を新しい家と何度か往復して運んだらしい


夕方、風が少しおさまったので釣りにも行ったそう

私が仕事から帰って、ずーっと決めかねていたゴミ箱を買いに何度目かの店の梯子をした

私はもうなんでもよくなってた

とにかく、ゴミ箱買わなきゃ
ゴミが捨てられない

ところが彼の面倒なところが出てきて、納得いかなきゃ買わないと言い出し、ゴミ箱だけで1週間


それでも、やっと決めてホッとして帰ってきた



ゴミ箱を買いにいろんな店に向かう時、今のアパートの近くに高速ができたんだけどその高速の下の土手っぽいところを走って行きながら

「今日、そこ(家が数件ある土手の草だらけの売り地)でバーベキューしてたゎ」と彼

「へぇ、近所の人がしてたんかな」


「なわけないだろ?買ったんちゃう?買った人がしてたんだろ」

「わざわざまだ更地にしてないとこで?」

「売り地って看板なくなってたから、買ったんちゃうか。ええなぁ」と彼

「ええなぁ?なに言ってんの?私達も家買ったじゃん!私、こんなとこ興味ないし」

「えー!俺はこっちがいい。海に近いし…」

「え?じゃなんで、あの家買ったん?」


「安かったから。宝くじでも当たったらこっちの土地買って引っ越そう!」

「宝くじ買って当たったらあなた1人で引っ越せばいいゎ」

「なんでそんな意地悪なこと言うん?…」

あと、なんか言ってたけど無視


彼もあの家自体も気に入って買うことにしたと思ってた


2人の家



元嫁が使っていた洗濯機、電子レンジ、食器棚とやっとお別れして、私達が選んで買ったものに囲まれて生活ができると私は喜んでいた


そもそも、私が彼のアパートに転がり込んた時は冷蔵庫、炊飯器、ソファー、それに彼の布団まで元嫁と生活していた時のものだった

炊飯器は彼が買った

冷蔵庫は割り勘で買った

ソファーは私が買った

布団は引っ越してきた時、1番に全て買い替えた



引っ越ししてすぐ
「シーツ最近洗った?」

と彼に聞くと当然、洗ってないと

「じゃあ、とりあえずシーツ洗おう」


そう言って、シーツ取ったら
布団が染みだらけ!

「へっ?これ、なんの染み?」

「そりゃ、あんときの染みだろ」

「あんとき?あの時って、まさか元嫁の染み?だって、離婚した時に一緒に寝てた布団は捨てたって言ったやん!私、元嫁と一緒に寝てた布団で、元嫁とやってた布団で抱かれてたの?」

「いや、捨てたと思ってたんやけど…」

「すごい屈辱やゎ!」と号泣

即、布団買いに走った!

もちろん、布団全て私が買った


そこから、元嫁が使ってた物を少しずつ買い替えてきた

で、今度の引っ越しで全て消し去ることができる!

私は何より嬉しかった


もちろん、2人で中古ながら家を買うという大イベント自体が幸せだった

なのに、家を買うことになって
毎日喧嘩

喧嘩はよくする私達だけど
家を買うことが決まって
喧嘩がものすごく増えて

「こんなに毎日喧嘩してて、家なんか買って私達大丈夫なん?」

と、2人で頭を抱えたことも


彼はただ、安かったから
家賃(今回はローンだけど)が安くなるというメリットだけで買ったのだろうか

だから、少し、海から離れることになるのでイライラしてたのか

痔も悪化したまんま、1ヶ月以上が経つ

病院に行ったとお願いしても行かない

今月は元嫁との裁判も控えてる

裁判の次の日は親不知を抜歯

これもずーっと言い続けてやっと予約を取った

彼はいろいろ控えててイライラしてるのはわかる

それも喧嘩の種でやっといろんなことに片が付く

この全て、私が喧嘩になりながらも進めてもらったことばかり

歯が疼くから顎も痛く、イライラ

痔が悪化して、お尻や足に変に力が入り痛くてイライラ

離婚後、元嫁が出産した子供のDNA鑑定で彼の子供じゃないと分かった時に慰謝料請求した方がいいよ!と助言したけど

元嫁に未練があったのか、慰謝料請求までは可哀想たら思ったのか

その後も元嫁が不倫相手と娘を連れて遊びに行ってるのを知って、腹が立ったのか、やっと慰謝料請求の手続きをした

した途端、コロナ禍で2年ほど裁判が延びてやっと今月開廷

風呂から上がると

「痔の薬、また買ってきて」

「また?これで3箱目よ!もう1ヶ月以上経つよ!普通、しばらく市販の薬で様子見て治らなかったら…」

あぁ、もう痔の病気に行ってと言うなと彼に言われてた!

それを思い出して黙った

「なら、買わなくていい」

「お金出すなら買っといたげるけど」


それから、また、会話がないまま

彼は先に布団に入って寝た


あれから2時間近く

私もそろそろ寝よう


何もかも綺麗さっぱり終わって
イライラがなくなり、普通に
穏やかに生活できる日が来るといいな